どうでもいい」と見切ることも大事!くじけそうな心を支えてくれる言葉/心が強い人は みな、「支える言葉」をもっている
更新日:2022/7/20
自分に自信が持てず、心が折れそうなあなたへ。著者の齋藤孝さんが前向きになれる素敵な言葉を送ります。
今回ご紹介する書籍『心が強い人は みな、「支える言葉」をもっている』では、傷つき、くじけそうなとき…心を支えてくれる30個の「言葉」をご紹介。誰もが知っている有名人の言葉から、シチュエーションごとにぴったりな言葉を選んでいます。
1日ひとつの言葉との出会いで心が強くなれる!『心が強い人は みな、「支える言葉」をもっている』の中に、きっとあなたにぴったりの言葉があるはずです。
落ち込んだり、ネガティブになったとき、マイナスに振り切ってしまう前に対処することが重要です。逆境や試練のとらえ方は心の持ちよう次第。心を強くするには、言葉のパワーを借りるのが近道です。
※本作品は齋藤孝著の書籍『心が強い人は みな、「支える言葉」をもっている』から一部抜粋・編集しました
マイナスに振り切ってしまう前に
人間誰しも、落ち込んだりネガティブになったりするときはあります。生きていれば失敗もあるし、うまくいかないことだってたくさんあります。そんなとき、落ち込むことも自然な心の反応です。ただ、それがマイナスに振り切ってしまって本当にくじけてしまうと、なかなか元の生活に戻れません。エネルギーが湧いてこないし、何よりつらい。ですから、そうなる前に気づいて対処することと、ストレス耐性自体を徐々に強化することが重要です。
心をニュートラルな状態に戻すには、美味しいものを食べる、ゆっくりお風呂につかる、思いきり歌うなど、自分なりのストレス発散法でリセットするのもいいでしょう。もちろん、信頼できる人に話を聞いてもらう手もあります。
どうでもいいことは、「どうでもいい」と見切ることも大事です。
冷静になってみれば、考え方を変えてつらさから脱出できそうなものですが、いっぱいいっぱいになっているときは、冷静になること自体が難しい。他人には「まぁまぁ、留年が決まったくらいで落ち込むなよ。人生長いんだから」などと言えるのですが、本人は「人生終わり」みたいな顔をしていることはよくあります。
落ち着いて考えてみれば、だいたいのことは何とかなるものです。逆境や試練をどうとらえるかは「心の持ちよう」。心の持ちよう如何で、落ち着いて対処できるかどうかも変わります。
心の持ちようを強化するには、言葉のパワーを借りるのが近道です。ここで紹介するような言葉は、実際に多くの人たちの心を惹きつけ、支えてきました。身につければ頼もしい味方になるでしょう。