村上たかし著のコミック『少年と犬』から厳選して全3回連載でお届けします。今回は第3回です。傷つき、悩む人々に寄り添う、一匹の犬がいた──。『少年と犬』は、東日本大震災で飼い主と別離した一匹の犬「多聞」が、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら、東から西へと旅する物語。東北から本州を縦断、ひたすら南西へと向かう多聞が目指す“目的地”とは──。強盗がうまく行き続ける3人の外国人。犬の多聞を”守り神”と称えるリーダーのミゲルは、仙台から次の町へ行くと言い出し、強盗のサポート役に徹する男性にある相談を持ち掛ける。
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