結局、予防するのが最短で簡単! お風呂は入浴後の「ポイント拭き上げ」でカビ・水アカ知らず/自分を休ませる家事
更新日:2022/7/20
肩の力を抜いてみたら、想像以上に楽になることってたくさんあるもの。毎日の家事も然り。ちょっとの工夫で、簡単に快適な生活がキープできるようになります。
『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』は、インスタグラムで多くの共感を集めている時短家事アドバイザー・満月さんによる新しい時短家事の提案書。自分に合わない家事は一掃し、手間を最小限にする仕組みをつくることで、家事を効率化して最短ルートに変える方法を紹介しています。本書をお手本に「がんばらない家事」を取り入れてみませんか?
浴室のカビや水アカだらけの洗面台は掃除をするのも一苦労。時短家事アドバイザー・満月さんの汚れ予防の最短ルートとは?
※本作品は満月著の書籍『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』から一部抜粋・編集しました
PART2 Bathroom
お風呂は1日に1回水気を切ればほとんど掃除いらず
浴室は水気を切るのが汚れ予防の最短ルートだと思っています。入浴後にザッと水を切り、要注意ポイントのみ拭き上げれば、いつ見てもさっぱり気持ちいいお風呂に。「毎日拭き上げるのも大変」との見方もありますが、カビ・水アカ予防にもなる拭き上げのほうが汚れがついてから「掃除」をするより効率がいいので続けています。
汚れをためないルーティン
入浴後の「ポイント拭き上げ」
お風呂掃除は基本的に1日1度の拭き上げのみ。最後に入浴した大人が「こすらず落とせる洗剤を浴槽にスプレー」「シャワーで流す」「スクイージーで水気を切る」「要注意ポイントだけタオルで拭く」のを習慣にしています。かかる時間はスキンケアも含めて6分。以前、旧宅の浴室でカビと鏡の水アカを落とすのにとても苦労して、最短で予防できるこのルーティンにたどり着きました。
拭き上げの5プロセス
process1
浴槽に洗剤をスプレーする
浴槽にはこすらずきれいになる洗剤を使っています。お湯を抜いたら、浴槽の内側にまんべんなくスプレーをかけます。
洗剤をかけて30秒待つ間に体を拭き、化粧水をつける
process2
シャワーで流す
浴槽にかけた洗剤をシャワーで流し、洗い場の床にもシャワーをかけます。皮脂汚れが溶けやすい温湯で。
排水口にも水圧強めでシャワーを。これだけでも排水口に汚れがたまるスピードが落ちます。
process3
スクイージーで水気を切る
スクイージー(カインズ)で水滴を切ります。上→下→排水口へ集めるイメージで。水アカがつくとやっかいな鏡はマスト。
この間に乳液をつける(パックをつけても)
process4
要注意ポイントをタオルで拭く
速乾吸水バスタオル(carari)で残った水滴をザッと拭きます。カビを予防したいコーキング部分、水がたまっている鏡のふち、蛇口、手すりなど銀色のところは重点的に。最後にドア下のパッキンも。
Point
最低限ここだけでも!
全部の手順が面倒なときは、「鏡の水切り」「シャワーで流す」だけでもやると、あとから落とすのがラクになります。
process5 おわり
排水口のゴミを取る
ティッシュなどで排水口のゴミを取ったら終了! ここまでで約6分ほど。入浴とセットにしてしまえば慣れて、むしろさっぱり感が上がります。
時々やること
排水口は塩素系の洗剤に頼る
入り組んだところの汚れを落とすため、時々泡スプレータイプの塩素系漂白剤をかけています。詰まりが気になる場合はパイプ洗浄剤を使用。
ついでに床掃除
ルーティンに組み込んでいない洗い場の掃除。毎日水気を切るのであまり汚れませんが、気になったときに体を洗うついでにボディソープでこすってしまいます。