憧れのすっきりリビングが手間なしで実現! がんばらなくてOKの散らからない仕組みとは/自分を休ませる家事
更新日:2022/7/20
肩の力を抜いてみたら、想像以上に楽になることってたくさんあるもの。毎日の家事も然り。ちょっとの工夫で、簡単に快適な生活がキープできるようになります。
『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』は、インスタグラムで多くの共感を集めている時短家事アドバイザー・満月さんによる新しい時短家事の提案書。自分に合わない家事は一掃し、手間を最小限にする仕組みをつくることで、家事を効率化して最短ルートに変える方法を紹介しています。本書をお手本に「がんばらない家事」を取り入れてみませんか?
インテリアを楽しむよりも、居心地がよく子どもたちが遊びやすいリビングにするために、満月さんが行っている工夫とは?
※本作品は満月著の書籍『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』から一部抜粋・編集しました
PART4 Living
床にものを置かず、掃除しやすく遊びやすいリビング
リビングの最大のポイントはものを増やさないこと。特に床に接するものが少なくなるようにしています。そうすると子どもが広々と遊びやすく、掃除の手間も最小限で済みます。何より私がものの管理から解放されたいので、背伸びせず持てる量だけ。本当は棚にオブジェを飾ったり、ラグやムートンを替えてインテリアを楽しみたいのですが、自分には管理できないとわかって、「すっきり」に舵を切りました。
ものをどける手間をカットするために
ロボット掃除機がそのまま通れる家具を選ぶ
掃除機がけのプレッシャーから解放されたくて、ロボット掃除機をフル活用。ラクになるポイントは、「ものをどかす手間」をいかに減らすかです。マットは敷かず、家具もすべて「掃除機ファースト」で選んでいます。
チェア
どかさなくても掃除機が通れる細い脚のチェア
脚が細く、脚の間隔も広い椅子なら、どかしたり上げたりしなくてもロボット掃除機が脚の間を通ってくれます。脚まわりまで完璧にきれいにはならなくても、だいたいホコリが取れれば精神的には十分。「BullHornChair」のリプロダクト。
ロボット掃除機はどう選ぶ?
1階で「ルンバ」(アイロボット)、2階でKyvolの「Cybovac E20」(→p91)を使っています。Kyvolは格安なのに機能的には十分でした。重要視したのが、ネコがうるさがらないように静音であること。また、2階で使用する予定だったので階段から落ちないのもポイント。タイマー機能がついているので時間になると自動で掃除を開始してくれて便利です。水拭きロボは使う前のセットや片づけが私にはハードルが高く、今のところ使っていません。
ソファ
脚付きで下を掃除できるソファ
脚がロボット掃除機より高く、下を通ってもらえるので毎日ソファ下まできれいに。アレルギー持ち家族なので、ネコの毛やホコリがたまる場所をなるべく減らしたい。「FLANNEL SOFA」のもの。
テレビボード
テレビボードも高さのある脚付きに
「BoConcept」の脚付きボード。床に空いたスペースの多い部屋は、掃除がしやすいだけでなく、部屋全体の雰囲気を軽く、広く感じさせてくれます。できれば壁付けのテレビボードにしたかったけれど、子どもが乗って危険そうで断念。