歌うことの意味を教えてくれた人/学芸大青春のジュネッセンス!!【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】
公開日:2022/7/9
僕は学芸大青春として、様々なジャンルの楽曲を歌わせて頂いてきましたが、ダンス&ボーカルグループということもあって、自分たちの楽曲では、主にダンスミュージックを歌うことが多いです。
デビュー2周年を迎え、活動3年目になってから一発目にリリースした2ndアルバム『PUMP YOU UP!!』に収録されている僕のソロ曲“Present Day”は、まさにファンク・ハウス調のダンスミュージックになっていて、こういった曲調の楽曲を歌うのは自分としては初めての挑戦。2022年3月〜5月にかけて全国7都市をめぐった4th LIVE TOUR『PUMP ME UP!!』で初めて生パフォーマンスする事になりました。
リズム、グルーヴ、アドリブ、フェイク、あらゆる音楽的要素が詰まってるこの楽曲を歌うには、それなりの技量を求められると個人的に感じてます。ということもあり、“Present Day”は自分のソロ曲だし、レコーディングもしているとはいえ、これまで歌ってきたようなジャンルでも曲調でもなかったので、ライブでパフォーマンスした時に見てくれる人をちゃんと楽しませられるかなって、正直かなり不安な気持ちで準備に入りました。
その気持ちを解消するために僕が出来ることは、自分なりに試行錯誤し、歌い込み、自分の歌を聴いてくれる人に少しでも楽しんでもらえるようなパフォーマンスが出来るように準備する事でした。4th LIVE TOURを通して、改めて自分の歌と向き合う事で学べた事は沢山ありました。
そんな中、“Present Day”を歌う上で、そして歌を歌う上で何が一番大事なのかを教えてくれたのは、ファンの方の笑顔でした。
僕は自分の歌を聴いてくれてる人に何か届けたくて歌ってるし、笑顔が見たくて歌ってる。
その心の部分が、一番番大切なんだ、と。
応援してくれてる人たちの顔を見て歌うと、練習してる時には湧き出て来ない感情が出て来ます。自然と、少しでも楽しんで貰いたい、喜ばせたいって気持ちが強く芽生えてくるんです。そんな気持ちにさせてくれる「君」に逢いたい。
“Present Day”って、そんな気持ちを歌った楽曲なんです。
逢いたかった人たちの目の前で歌った時に初めて、この楽曲を歌うことの本当の意味が分かった気がします。
自分の事を応援してくれてる人、いつも支えてくれてる人への恩返しが出来るような歌を歌えるシンガーになりたい。その気持ちを、強くさせてくれました。
自分の歌を聴いてくれた人に、何かちょっとでも与えられる存在になりたいです。