『サザエさん』波平は着ていく服を自分で選べない!?「我が家では絶対にありえん」「これは世間がザワつくぞ」

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公開日:2022/7/17

サザエさん
サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 7月10日の『サザエさん』では、波平の“フネ頼り”な一面が明らかになり、視聴者からはザワつく声があがっている。

 話題になったエピソードは、作品No.8417「母さんが頼りです」。休日、波平がフネを探すが、家にいない。どうやら近所まで出かけたらしい。サザエが何か用かと聞くが、波平は「サザエじゃわからん」と言って去ってしまう。

そんななか、それぞれの家族たちが出かける際にフネに「出かけてくる」と伝えてから家を出ることから、サザエは「みんな、どうして私に言わないのよ」と不満な様子。「姉さんじゃあてにならない」「(サザエは)ずっと家にいないでしょ」と指摘され、みんないつも家に常駐してくれているフネを頼りにしていることが顕在化する。

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 そのためこの日、波平はフネの代役として、フネが帰宅するまで散歩に行くことを我慢することに。しかしサザエから「行かないんじゃなくて、“行けない”んじゃないの?」と図星をさされる。実は波平はいつもフネに散歩にでかける際の服装を選んでもらっていたのだ。そこで今回はサザエがフネの代わりに服を選び、波平は意気揚々と散歩へ。散歩の道すがら、帰宅中のフネにばったり遭遇すると、フネは目を丸くし「先週と同じ格好ですけど…」と指摘。ともに帰宅し、改めてフネに服を選んでもらう波平の様子に、サザエは「母さんに頼りっきりだから、何を着たのかも覚えてないのね」と苦笑いを浮かべるのだった。

 そんななかで今回描かれた波平の“フネ頼り”な一面に対し、視聴者からは「波平の外出時の服は妻のフネが用意するらしい 我が家では絶対にありえんな」「波平が自分で服も選べないってくだりナチュラルにドン引きしちゃった」「旦那がこんなんだったらやっていけんわ」「波平は普段着のコーディネートも母さんが決めてるの?! しかも母さんがいないと服決められなくて出かけられないだと?! これは世間がザワつくぞ?!」などと厳しいツッコミが相次いでいる。

 このところの『サザエさん』といえば、カツオの同級生の早川さんが「「(男の子だって)スカートをはいたって別にいいのよ」とジェンダーフリーな発言をしたり、三河屋で働くサブちゃんが地域の年配者に向けた“代行サービス”を開始して「Uber Eatsみたい!」と話題になったりと、時代に合わせたエピソードが数多く放送されているのも事実である。