【最新号レポ】『逃げ上手の若君』敵だけど親代わり!? 時行と貞宗のライバル関係がエモすぎる…/ジャンプ33号
公開日:2022/7/24
※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。
2022年7月19日(火)発売の『週刊少年ジャンプ』33号に掲載の『逃げ上手の若君』第71話では、北条時行が小笠原貞宗から命を狙われることに。しかし緊張感あふれる展開の中、ファンからは「2人のやりとりにほっこりした」という声が相次いでいた。
時行の正体が北条の嫡子だと知った貞宗は時行を殺そうと動き出す。貞宗の猛攻にすぐさま逃げ出す時行だったが、命を狙われているにも関わらず楽しそうに興奮していた。なぜなら時行にとって敵将もまた師であり、貞宗は自分を成長させてくれる親のような存在だからだ。
機転を利かせて見事貞宗を馬から落とした時行は、刀を持った貞宗に恐れることなく接近。そして貞宗へ「貴方には信濃を出る前に挨拶しておきたかった」「行ってきます 天下に挑みに!」と凛々しく告げ、味方の元へ戻っていく。
貞宗は「何が天下だ十年早いわ!」と怒りを見せたものの、内心では無邪気に逃げ回って天下を狙える時行を羨ましくも思っていたよう。「翔ぶを止めるなよ」「この儂が撃ち落とすその日まで!」と清々しい表情で時行を見送るのだった――。
敵でありながらお互いを認めている2人に、エモさを感じた読者が続出。SNS上では「変わったライバル関係で面白い!」「敵なのに貞宗がお父さんみたいで和む」などの声が多くあがっていた。
果たして時行が宣言通り天下を取れるのか、信濃を抜け出した先での活躍も楽しみだ。