ビックリマンといえば、このごろは鬼滅の刃やドラゴンボールなど人気コンテンツとコラボするたびに注目の的に。好きなキャラクターのおまけのシールがほしくて「大人買い」する人も少なくないと聞きます。

「ビックリマンチョコ」はロッテの超ロングセラーお菓子で、今年で発売から45年になるそう。

　その歴史をひもとけば、1980年代、小学生たちの間で「悪魔対天使」シリーズのシール集めが大流行。シール集めに夢中になるあまり、食べきれないお菓子をめぐって社会問題にまで発展したのだそうです。

　それから40年近くの時を経て「食品ロス削減」が社会的なテーマになっている昨今、ビックリマンチョコをおいしく食べこなすためのレシピ本『ビックリマンチョコの激うま消費レシピ【天使編】』と『ビックリマンチョコの激うま消費レシピ【悪魔編】』（ともに主婦の友社）が発売されました。

まるでビックリマンチョコ！ なレシピ本

　ビックリマンチョコのパッケージを模した箱に収まっていたのはウエハースチョコにそっくりな本とおまけの特製キラキラBIGシール（72×72mm）。

　本を見ていくと、冒頭には有名パティシエがおうちでも作りやすいようにと、プロならではの工夫を凝らした本格レシピが。

【天使編】のシェフ遠藤泰介さんによる「天使の純白ムースフロマージュ」（p.8）は、ビックリマンチョコを土台に使用。夏休みなど時間のあるときにちょっと気合を入れて作ってみるのもよさそうです。

【悪魔編】のシェフ江口和明さんによる「悪魔のマシュマロクランチ」（p.8）は、材料はビックリマンチョコを含めて４つ、作り方は３工程なので、これなら簡単に作れますね。

家族や友人とワイワイ食べ比べると楽しさ倍増

「ビックリ☆アレンジレシピ」のパートには、ほんのひと手間で味変えできるアイデアが掲載。

「ビックリ☆カツ風ディップ」はとんカツソース＋カレー粉にビックリマンチョコをつけて食べるアイデア（【悪魔編】p.19）。

「黒ごまチーズのしば漬けカナッペ」はビックリマンチョコにクリームチーズ＋ねり黒ごま＋しば漬けをトッピング（【悪魔編】p.23）。

「ビックリホットチョコトースト」はレンチンして2枚にはがしたビックリマンチョコをトーストにはさむだけ（【天使編】p.21）。

　このパートではこんなお手軽レシピが【天使編】と【悪魔編】に各12品ずつ載っています。一度に3～4品作って、何人かで感想をシェアしながら食べると楽しい時間が過ごせそう。

誰かに教えたくなる！ 夏休みの自由研究ネタにも

　さらに、ビックリマンチョコを活用したパーティーメニューやビックリマンの公式サイトに掲載のアレンジレシピなど、試してみて、誰かに教えたくなるレシピがたくさん。ほとんどのレシピがお菓子作りが未経験でも大丈夫なので、子どもの夏休みの自由研究ネタにも使えそうです。