“エンタメの幕の内弁当”的ミステリー!? 話題の作家・新川帆立の最新作『競争の番人』をマンガで解説!

文芸・カルチャー

PR 更新日:2022/8/6

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競争の番人
競争の番人』(新川帆立/講談社)

「公正取引委員会」をテーマとした変わり種のミステリー『競争の番人』(講談社)。作家、弁護士、元プロ雀士などさまざまな顔を持つ注目の新鋭・新川帆立が送る新時代の作品が今、大きな話題を呼んでいる。

 デビュー直後すぐに『元彼の遺言状』『剣持麗子のワンナイト推理』(ともに宝島社)などのヒット作を生み出した新川。『競争の番人』は、そんな新時代のカリスマ作家が手掛ける最新作だ。

 公正取引委員会の審査官・白熊楓は、聴取対象者が自殺した責任を問われ、部署異動に…。そして彼女は、東大首席でハーバード大留学帰りのエリート審査官・小勝負勉と同じチームで働くことになった。2人は反発しあいながらも、ウェディング業界の価格カルテル調査に乗り出す。

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 ウェディング業界に巣食う談合、下請けいじめ、立入検査拒否…。市場の独り占めを取り締まる公正取引委員会を舞台に、凸凹バディの戦いが幕を開ける――。

 同作は現在、フジテレビの“月9”で俳優の坂口健太郎と杏をダブル主演としたドラマも放送中。ドラマを見て原作が気になったという人も多く、『競争の番人』は2022年5月の発売から今もなお購入者が続出しているようだ。

 出版に際して新川は「デビュー2年目の勝負作です。わくわくドキドキ、ちょっぴり身につまされ、不思議と力が湧いてくる。理屈抜きで面白い王道エンターテインメントを目指して書きました。エンタメの幕の内弁当、どうぞ召し上がれ!」といったコメントを寄せていたが、その通りネット上には、「公正取引委員会の抱える背景や立ち入り調査が発動するロジックが物語を通してよく分かり大変勉強になりました。教材としても活用できる良書です」「公正取引委員会という極めて特殊な世界を舞台に選びながら、それでいて難解な部分を一切見せず、あくまで胸躍るミステリエンターテインメントとして仕上げているところはさすがの技量。軽い気持ちでどんどん読み進めたい小説を探している人にはぴったりです」「敬遠しがちな難しいテーマだけど、分かりやすくてスラスラ読めた!」といった感想が相次いでいる。

 また2022年7月27日にはマンガ家の吉川景都氏も、自身のTwitterに紹介マンガと『競争の番人』をおススメするコメントを投稿。紹介マンガでは、同作の魅力を吉川氏の視点から分かりやすく解説してくれている。目を通せば、きっとどんな物語が展開されているのか気になってしまうはず。

競争の番人

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競争の番人

競争の番人

 新川氏が“エンタメの幕の内弁当”という『競争の番人』。興味のある人は、ぜひ手に取ってみてほしい。