「つぶあん派」か「こしあん派」か? 強すぎるこだわりは周りをドン引きさせるだけ!?/無理しない生き方

暮らし

公開日:2022/8/13

 不安や息苦しさを感じたり、心にゆとりが持てない――そんなときは、「こうしなければ」と思っている固定観念をリセットしてみては?

 人気インフルエンサーのひろゆきさんは、「しなくてもいいこと」は世の中にたくさんあるといいます。『無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス』は、「努力しない」「こだわらない」「比較しない」など、あえて「しない」ことを選んで、無理せずラクに生きられるようになるヒントを与えてくれます。がんばりすぎて疲れてしまう人は、本書を参考に「しないこと」を選んでみませんか。

 物事に強いこだわりを持つのは悪いことではありません。でもこだわりすぎるのは…?

※本作品はひろゆき著の書籍『無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス』から一部抜粋・編集しました

無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス
『無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス(きずな出版)』(ひろゆき/PHP研究所)

こだわらない

無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス

一晩かけて「つぶあん」を「こしあん」に変えた父

 世間には、ものすごくこだわりを持つ人がいます。「つぶあん派」か「こしあん派」かにこだわる人もいます。

 僕の父は、強烈な「こしあん派」でした。

 僕が子どものころ、地域のお祭りで、母があんこをつくる担当になったことがあります。10キロくらいつくる必要があったので、母は手間のかからない「つぶあん」をつくりました。そうしたら、みんなが寝静まった夜中に、父がずっとひとりでミキサーを回し、朝までかけて全部「こしあん」に変えていたんです。

 自分の食べるぶんだけ変えればいいの話ですが、どれが自分のおしるこになるかわからないから全部変えてしまえ、と考えたらしいです。

 そんなことに父が一晩もかけることは、子どもながらにショックでした。

 以来、何かにすごくこだわる人がいることは、理解できましたが、僕にはどうでもいいとしか思えませんでした。ちなみに僕は「つぶあん派」でも「こしあん派」でもない、「どっちでもいい派」です。

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