「次にくるマンガ大賞 2022」受賞作品が決定!コミックス部門第1位『メダリスト』 Webマンガ部門第1位『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』
公開日:2022/8/31
今回で8回目の開催となる「次にくるマンガ大賞」。8月31日の受賞作品発表会では、MCに中倉隆道さん(フリーアナウンサー)と伊達さゆりさん(声優)を迎え、「コミックス部門」「Webマンガ部門」それぞれ上位3作品の授賞式が行われました。
両部門を合わせたエントリー総数は4,787作品、投票総数は約46万票となった「次にくるマンガ大賞 2022」。今年は一体どの作品が大賞を受賞したのでしょうか? 早速結果を見ていきましょう!
コミックス部門
コミックス部門の1位に輝いたのは、『月刊アフタヌーン』で連載中の『メダリスト』。夢破れた青年と、孤独な少女がタッグを組み、フィギュアスケートで世界を目指す物語。ファンからは「胸が熱くなる漫画」「”光と影”の演出がすごくいい。イラストもそうだし、フィギュアスケートの美しい演技と泥くさい努力もそう」といった声が多数寄せられ、ストーリーに心揺さぶられた読者から支持を集めました。
【コミックス部門TOP10】
1位『メダリスト』(つるまいかだ/講談社)
2位『ウィッチウォッチ』(篠原健太/集英社)
3位『あかね噺』(原作:末永裕樹、作画:馬上鷹将/集英社)
4位『雨と君と』(二階堂幸/講談社)
5位『PPPPPP』(マポロ3号/集英社)
6位『僕の妻は感情がない』(杉浦次郎/KADOKAWA)
7位『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』(コミック:尾羊英、原作:中村颯希、キャラクター原案:ゆき哉/一迅社)
8位『私の推しは悪役令嬢。』(漫画:青乃下、原作:いのり。、キャラクターデザイン原案:花ヶ田/一迅社)
9位『高校生家族』(仲間りょう/集英社)
10位『白山と三田さん』(くさかべゆうへい/小学館)
Webマンガ部門
Webマンガ部門の1位に輝いたのは、月刊『ビッグガンガン』で連載中の『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』。くたびれた中年男性・佐々木と、謎めいた女性・田山が喫煙所で過ごすひと時を描いたショートコミックです。ファンからは「タバコ吸って会話してるだけの話なのにすごく心に響くものがあってすっかりハマってしまった」「なんとも言えぬ温度感がたまらない」など、ゆるくもメッセージ性の高い作品へのコメントが多数寄せられました。
【Webマンガ部門TOP10】
1位『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』(地主/SQUARE ENIX)
2位『正反対な君と僕』(阿賀沢紅茶/集英社)
3位『株式会社マジルミエ』(原作:岩田雪花、作画:青木裕/集英社)
4位『ぷにるはかわいいスライム』(まえだくん/小学館)
5位『ラーメン赤猫』(アンギャマン/集英社)
6位『薫る花は凛と咲く』(三香見サカ/講談社)
7位『合コンに行ったら女がいなかった話』(蒼川なな/SQUARE ENIX)
8位『マリッジトキシン』(原作:静脈、漫画:依田瑞稀/集英社)
9位『エクソシストを堕とせない』(原作:有馬あるま、漫画:フカヤマますく/集英社)
10位『ゴダイゴダイゴ』(コウノスケ/集英社)
特別賞「U-NEXT賞」「Global特別賞」
そして特別賞として「U-NEXT賞」コミックス部門、Webマンガ部門それぞれ1作品を選出。U-NEXT賞とは、「あなた(you=U)におすすめしたい、NEXTブレイク作品!」として、ノミネート作品からU-NEXT編集部員が選び抜いた賞です。さらに海外からの投票が特に多かった作品に贈る賞「Global特別賞」は、今年から「英語圏」「繁体字圏」の2つに分けてランキング化しています。チェックしてみましょう!
【U-NEXT賞】
コミックス部門:『クジマ歌えば家ほろろ』(紺野アキラ/小学館)
Webマンガ部門:『異世界ありがとう』(原作:荒井小豆、作画:ジアナズ/小学館)
【Global特別賞(英語)】
『ガチアクタ』(作:裏那圭、graffiti design:晏童秀吉/講談社)
【Global特別賞(繁体字)】
『光が死んだ夏』(モクモクれん/KADOKAWA)
さて皆さんの応援している作品はランクインしていましたか? 「次にくるマンガ大賞 2022」公式サイトでは、両部門の11位~20位作品やTOP3作品のサンキューイラスト&コメントの紹介、ノミネート全100作品の試し読みができます。どれも秀作なので、気になる作品があったらぜひ手に取ってみて下さい!
さらに明日9月1日(木)から「次にくるマンガ大賞」フェアを全国約2,200の書店で順次開催、大賞作品購入で特製ポストカード、缶バッジ(一部店舗)がもらえるキャンペーンも実施しています。フェア開催店舗は公式サイトに掲載しているので、お近くの書店でぜひゲットしてください!
「次にくるマンガ大賞」とは?
2014年に、すべてのマンガファンによる推薦と投票を通して“次にブレイクしそうなマンガ”を発掘し紹介することを目的として創設。一般ユーザーからエントリーされた作品の中からコミックス部門40作品、Webマンガ部門60作品をノミネート作品として選出。そしてノミネートされた作品を対象に、改めてユーザーの投票を受け付け、両部門の大賞作品やランキングを決定していく「ユーザー参加型」のマンガ大賞です。
これまでの「次にくるマンガ大賞」
第1回(2015年)エントリー作品数:867作品、ユーザー投票数:約2.8万票
第2回(2016年)エントリー作品数:1,681作品、ユーザー投票数:約7.4万票
第3回(2017年)エントリー作品数:2,140作品、ユーザー投票数:約15万票
第4回(2018年)エントリー作品数:3,711作品、ユーザー投票数:約31万票
第5回(2019年)エントリー作品数:4,222作品、ユーザー投票数:約28万票
第6回(2020年)エントリー作品数:4,768作品、ユーザー投票数:約33万票
第7回(2021年)エントリー作品数:3,582作品、ユーザー投票数:約51万票
「次にくるマンガ大賞 2022」運営
【主催】
株式会社KADOKAWA/株式会社ブックウォーカー
【特別協賛】
U-NEXT
【協賛】
ebookjapan/auブックパス/紀伊國屋書店Kinoppy/
コミックシーモア/DMMブックス/dブック/
ピッコマ/BOOK☆WALKER/ブックライブ/
honto/MAGCOMI/まんが王国/マンガDX+/
マンガ図書館Z/めちゃコミック/LINEマンガ/
楽天Kobo電子書籍ストア/Reader Store/Renta!
【協力】
朝日新聞東京本社メディアビジネス局/SmartNews