「第2回 次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門第1位『トモちゃんは女の子!』作者・柳田史太先生に聞きました!「次マン」作品への想いとは?
公開日:2022/8/26
ユーザーからの投票で順位を決める「次にくるマンガ大賞」。2014年にスタートしてから毎年開催されている本アワードは、すべてのマンガファンによる推薦と投票を通して、”次にブレイクしそうなマンガ”を発掘し紹介することを目的に創設されたものです。受賞作品はさらなる注目が集まり、特にマンガ好きにとっては毎回見逃すことのできない賞となっています。
第8回目となる2022年も、エントリー総数4,787タイトル、投票総数約46万票と大きな盛り上がりを見せ、そして8月31日(水)にいよいよ今年の受賞作が発表に!
そこでダ・ヴィンチWebでは、今年の発表に先がけ、歴代受賞者の先生方にアンケートを実施。受賞作についてはもちろん、先生が思う「次にきそうなマンガ」も教えていただきました。
今回は、TVアニメ化も決定(2023年1月放送開始予定)した「第2回 次にくるマンガ大賞」(2015年)のWebマンガ部門第1位『トモちゃんは女の子!』(星海社)の作者、柳田史太先生です。
Q1:先生にとって受賞作品はどんな作品ですか?
「商業デビュー作ということで、色々と学びの多い作品でした。
キャラが僕の思うように動かせないのですが、きっとこれでいいんだろうなという感じで、同じ作品を長く連載するってこういうことなんだなーと実感しました」
Q2:受賞した時の気持ちを教えてください
「とにかくありがたかったです。デビュー作で色々と不安だったのですが、この道を選んで良かったと思えるような出来事でした」
Q3:受賞後、自分の作品が来たなと感じた瞬間はありますか?
「後にも先にも受賞した時以上のインパクトはなかったと思います」
Q4:先生の思う「次にきそうなマンガ」があれば教えてください。
「情報に疎くミーハーなので普通にもう皆が読んでる様な作品が好きです。
今は『魔都精兵のスレイブ』(タカヒロ:原作、竹村洋平:漫画/集英社)が好きです」
Q5:ファンに一言メッセージをお願いします。
「もし、まだ僕の新連載を待ってくれているファンの方がいてくれたなら、それはとても嬉しいことですが、『トモちゃんは女の子!』の連載を4年続けてみて、正直僕は商業作家としてはまだ力不足であると痛感しました。作品の出来以前に、連載のペースに全く付いていけませんでした。次はもっとうまくやれる!と言える根拠がまだないので、まずは実力をつけた上で環境も整えて、その後チャレンジするチャンスがまだあるなら、またチャレンジしてみたいと思います」