ユーザーからの投票で順位を決める「次にくるマンガ大賞」。2014年にスタートしてから毎年開催されている本アワードは、すべてのマンガファンによる推薦と投票を通して、”次にブレイクしそうなマンガ”を発掘し紹介することを目的に創設されたものです。受賞作品はさらなる注目が集まり、特にマンガ好きにとっては毎回見逃すことのできない賞となっています。

　第8回目となる2022年も、エントリー総数4,787タイトル、投票総数約46万票と大きな盛り上がりを見せ、そして8月31日（水）にいよいよ今年の受賞作が発表に！

　そこでダ・ヴィンチWebでは、今年の発表に先がけ、歴代受賞者の先生方にアンケートを実施。受賞作についてはもちろん、先生が思う「次にきそうなマンガ」も教えていただきました。

　今回は、「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門1位『薬屋のひとりごと』（スクウェア・エニックス）の作画・ねこクラゲ先生です。

Q1：先生にとって受賞作品はどんな作品ですか？

「原作と構成があるおかげでとても救われているので、自分の画力では足りてないかもしれないけど苦手なことにチャレンジできて楽しい！ でもできてるかな？ 次こそもっと上手に…！ と絵の挑戦をし続けることができている作品かもしれません」

Q2：受賞した時の気持ちを教えてください

「とても光栄だったのと同時に、いつの間にそんなに沢山の人に見てもらえていたの!? とも思いました」

Q3：受賞後、自分の作品が来たなと感じた瞬間はありますか？

「テレビで紹介されたりした時はビックリ嬉しかったです。あと受賞後はいろんな界隈の人から『薬屋読んでます！』って言って頂ける事が増えたので、次にくるマンガ大賞の影響力のすごさも同時に感じました」

Q4：先生の思う「次にきそうなマンガ」があれば教えてください。

「『TRUMP』（末満健一：原作、はまぐり：漫画/KADOKAWA）です。
同名の舞台が原作のコミカライズで、元々その舞台がずっと大好きだったので漫画版もいつも楽しみに読んでいます。はまぐり先生の画力とアレンジ力がとてもハマっていて、原作を知っていても話の展開が予測できずにドキドキしてしまいます。自分だったらこの世界観をこんなに魅力的に描くことはできない！すごい!! と感動しっぱなしです」

Q5：ファンに一言メッセージをお願いします。

「原作、構成、その他沢山の人のおかげで描かせてもらえている作品だなといつも感謝しています。今後も作画で貢献できるよう、漫画作品をたくさん残していきたいと思います！ ありがとうございました」

▶次にくるマンガ大賞 公式サイト