ユーザーからの投票で順位を決める「次にくるマンガ大賞」。2014年にスタートしてから毎年開催されている本アワードは、すべてのマンガファンによる推薦と投票を通して、”次にブレイクしそうなマンガ”を発掘し紹介することを目的に創設されたものです。受賞作品はさらなる注目が集まり、特にマンガ好きにとっては毎回見逃すことのできない賞となっています。

　第8回目となる2022年も、エントリー総数4,787タイトル、投票総数約46万票と大きな盛り上がりを見せ、そして8月31日（水）にいよいよ今年の受賞作が発表に！

　そこでダ・ヴィンチWebでは、今年の発表に先がけ、歴代受賞者の先生方にアンケートを実施。受賞された作品について聞きました。

　今回は、「次にくるマンガ大賞2021」コミックス部門1位『【推しの子】』（集英社店）の作画・横槍メンゴ先生です。

Q1：先生にとって受賞作品はどんな作品ですか？

「アカピー（赤坂アカ先生の愛称）からオファーをいただいたときは、正直びっくりしました。当時、ちょうど絵を頑張ろうと思って修行中だったんです。そんなときに、友だちだけど、実力のある作家さんだと思っているアカピーから声をかけてもらえたっていうのは、純粋にうれしかったです」

Q2：受賞した時の気持ちを教えてください

「次マンのいいところは、ノミネートされた後は完全に投票結果で決まるところです。人気投票と変わらないから嬉しいんですよね。

　私の場合、2015年に『クズの本懐』（スクウェア・エニックス）で一度ノミネートされてから、これでノミネートは2回目です。これまで上位入賞したことがなくて、今回は大賞が取れてすごく嬉しかったです」

Q3：受賞後、自分の作品が来たなと感じた瞬間はありますか？

「Twitterトレンドには何回か入っているのですが、印象的だったのは『エゴサ回』と『アンタの推しの子になってやる』の回です」

Q4：ファンに一言メッセージをお願いします。

「アニメ化が決まり、プロジェクトが大きくなっても、関わってくれる人が同じぐらい楽しんで作っていけるような感じでやっていけたらなと思っています。やっぱり、現場がギスギスしていると、それは作品に出ちゃうんです。

　これからも楽しい感じで進めていけたらなと思いますので、ぜひお楽しみにしていてください」

▶次にくるマンガ大賞 公式サイト