「食べるな」神様の命令は絶対! 次第にお弁当やご飯を残すようになり…/高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで
更新日:2022/11/21
「死にたくないのに、どうしても食べられないの」私がそう言ったとき、「大丈夫」「死なないよ」そう言ってくれると思っていたけれど、母はただ黙って泣いていた――。
今回は、『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の人気シリーズ最新刊! 家族の視点から描いた『高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで』をお届けします。
ある日突然「神様」の声が聞こえるようになった娘。神様から「命令に従わないと悪いことが起こる」と言われ、必要以上に物を触り、食べては吐くを繰り返すように。
摂食障害、強迫性障害、精神科病院への強制入院、退院後の揺り戻し…。どんどんやせ細っていく娘、何も手助けできず翻弄する母、娘が拒食症だと認めない父、妹ばかり気にかける家族に嫌気がさす姉。娘が苦しむと同時に、母と父と姉にとっても地獄の日々だった…。
楽しい毎日を送っていた高校1年生の夏。ある日の帰り道、「触らないと悪いことが起こる!!」頭の中に自分以外の声が聞こえ、その声はどんどん大きくなり…。
『高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで』は、娘の病状に翻弄され、一度はバラバラになりかけた家族の絶望と再生を描く、渾身のコミックエッセイ。
※本作品はもつお著のコミックエッセイ『高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで』から一部抜粋・編集しました
この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
神様の声が聞こえた