『ノラネコぐんだん』最新作は『アイスのくに』に次ぐ大スペクタクル? 舞台は海! ノラネコたちの悪だくみは成功するのか…
公開日:2022/11/16
シリーズ累計250万部突破の大人気絵本「ノラネコぐんだん」シリーズ。待望の10作目となる『ノラネコぐんだん うみのたび』が、2022年11月4日(金)に発売され、早くも大きな話題になっているようだ。
本作を手がけるのは、「ペンギンきょうだい」シリーズや「ピヨピヨ」シリーズなどの生みの親・工藤ノリコ氏。シリーズ第1弾『ノラネコぐんだん パンこうじょう』を皮切りに、これまで『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』や『ノラネコぐんだん おすしやさん』『ノラネコぐんだん アイスのくに』などの作品を世に送り出し、今年で同シリーズは絵本誕生10周年を迎える。
そもそもノラネコぐんだんが何者なのかというと、ふてぶてしい表情とずんぐりむっくりな体型が特徴的なノラネコ8匹組。いつも何かしらの悪だくみを企んでおり、ある時はパン屋さんに忍び込み、またある時は回転ずしのレーンを勝手に改造したことも…。しかしどこか抜けているノラネコぐんだんは、いつも小さな間違いから失敗に終わってしまい、愛らしく憎めないキャラクターなのだ。「今回こそ成功か!?」と読者を期待させつつ、最新刊ではどんな展開が待ち受けているのだろう。
最新刊『ノラネコぐんだん うみのたび』では、文字通り“海”が舞台に。出港直前の豪華クルーズ船を前にしながら、「ニャー、うみのたび おもしろそう」「ニャー、いってみたいね うみのたび」と口々に言い合うノラネコぐんだん。やがて船が出港すると、その後ろにはタライに乗ったノラネコぐんだんの姿が――!?
今回も大騒ぎのノラネコぐんだんには読者たちも大興奮。絶賛の声が相次ぐとともに、「想像以上にスケールの大きい話(笑)」「『アイスのくに』に次ぐ大スペクタクルだったwww」といった声も少なくない。
また11月18日(金)には、誕生10周年を記念した初の公式ガイドブック『ノラネコぐんだん大図鑑』も発売される。作品徹底ガイド、絵本ができるまで、作者・工藤ノリコ大解剖、10周年ヒストリーなど、育児誌『kodomoe』の大特集に大幅加筆・再編集を施して読み応えのある一冊に。膨大な数にのぼるグッズカタログも掲載されており、ファンにはたまらないガイドブックとなっている。
やらかし続けて早10年。ノラネコぐんだんの新たな悪だくみをぜひ見届けてみよう。