大人気ラブコメのボイスコミックが公開!人気声優・榎木淳弥、高森奈津美、堀江瞬が収録の様子を語る

アニメ

公開日:2022/11/25

榎木淳弥、高森奈津美、堀江瞬

 累計50万部突破の大人気学園ラブコメ、『ほむら先生はたぶんモテない』の待望の新シリーズ、『先生日誌 ほむら先生はたぶんモテない』(せかねこ/KADOKAWA)がボイスコミック化。YouTube「コミックエッセイ劇場チャンネル」にて公開されている。

 『ほむら先生はたぶんモテない』の続編である本作品は、ダサかわ生物教師のほむら先生と、そんな彼を追いかけて家庭科教師として母校に赴任した蓮見さんの物語。

 前作に続き、大人気アニメ『呪術廻戦』虎杖悠仁役など話題作への出演が続く人気声優・榎木淳弥が生物教師・穂村虎太郎役を、そして『アイドルマスター シンデレラガールズ』前川みく役など多くの作品で活躍する高森奈津美が”ほむら先生”に恋する女子高生・蓮見れん役を演じている。本作より登場する蓮見さんの同僚・美凪先生は、『アイドルマスター SideM』ピエール役など様々な作品で活躍する堀江瞬が演じている。

 今回はほむら先生、蓮見さん、美凪先生を演じる三人に、収録を終えてのコメントをいただいた。

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榎木:収録お疲れ様でした。堀江くんはボイスコミックは普段結構収録する?

堀江:たまにあります! 他の作品と違うなと思ったのは、オノマトペとかちょっとした表情の変化とか、セリフじゃないところまで収録するのはこの作品ならでは感がありました。

高森:今回からだよね。最初は本当にすっきりしてたもんね。

榎木:そう! 枠外のものも読んだりしましたけど、読まなくていいのもあったりとか。

高森:試行錯誤で収録方法も成長していってるよね。

榎木:視聴者の方の「ここ読んでほしい」みたいな声も反映されて、今回は全部読むようになりました。同時にしゃべっちゃいけないっていうのがあるので、待たなきゃいけないのがテンポ感的に難しいですよね。

堀江:そうですね。そこで一回区切られちゃうから、どう流れを作るのかっていうのがボイスコミックならではの難しさですね。

堀江さんから見た、主演お二人の収録の様子

堀江:僕が演じる美凪先生の出番はお二人にくらべると少なかったので、7.8割は視聴者としてお二人の芝居を聞いていたんですが、大変甘酸っぱかったです。お互いが両想いっていうことを確信しあってるときが一番楽しいじゃないですか、恋愛って。その「楽しい」の部分をすごく味わって聞いていましたし、お二人の会話感というか、空気感も、隣の人の話を盗み聞きしているような生活感があってすごく楽しかったです。

主演のお二人から見た、堀江さんの収録の様子

高森:前作の爽やかでモテモテなつばき先生とは違った新しい風が吹いてました。

榎木:ほむらにとっては後輩だったのでかわいいですよね。あと声がでかい(笑)

高森:こんな後輩が実際いたら絶対かわいい!

堀江:確かに最初は後輩感をだしてやってたんですけど、後輩感はあまり出さず同僚として喋ってくださいって言われて軌道修正したのでそこが難しかったです。

作品を読んでみての感想

高森:先生日誌になって、蓮見さんは生徒の前だと言葉遣いが「~よね」とか「~よ」、「~なのよね」になっていて、きっと「先生というのはこういうものなんだろうな」っていう蓮見さんの中の形があって大人の女性の口調を意識しているんだろうなと思いました。私の知らない間に実習に行って教員免許を取ったりとか、いろいろ勉強して大人になった蓮見さんなんだなと思うと頑張ったねっていう気持ちがすごく湧いてきました。

 収録するにあたっても、大人になった蓮見さんでやっていただければというのがあったんですけど、ほむらくんに対するしゃべり方だったりテンションだったりってずっと変わらなくて、きっとそこは変わらないものなんじゃないかなと思ったので、先生してるときだけ先生ぶってる蓮見さんになったような気がします(笑)

 あとは『先生日誌』でほむらくんからこんなにアクションを起こしてくれるようになってる~! 物理的接触が多い! と思って(笑) あと助手席ですね。すぐ帰ればいいのに家の前で止まってちょっとおしゃべりして帰るんだねって思ったら大人の甘酸っぱさみたいなものが表れていて嬉しくなりました。

榎木:高森さんがおっしゃったように結構ほむら側が嫉妬したりとか、ちゃんと彼女として扱っている部分もあったので、そこは前作との大きな違いで。これが見たかったっていう人も結構いらっしゃると思うので、前作から見てくださっている方は『先生日誌』も見てくれるとめちゃくちゃ悶えられるんじゃないかなと思いますね。

 まだまだ途中なので、どれだけ進展するのかとか、読者が見たいということを描いてくださっているので、さらにこの先の展開も僕らの声付きでやれたらなと思います。

堀江:僕は先に『先生日誌』の方を読んでから前作を読んだんですけど、日誌の方のほむら先生の印象だったので、前作を読んだときに「こうも恋は人を変えるのか」と思いました。

 前作を読んだときの印象はちょっと近寄りがたい感じの危うげな雰囲気がある人で、カエルをいざというとき食べるために育てるとか…(笑)ジョークか本気で言ってるのかわからない感じで、どう見ても人に心を動かされたり、動かしたりしない人が、大切な人と出会ってここまで変われるんだなっていうのをすごく見させてもらったというか。心の変化を見て一読者として心が温まるような作品だなと思いました。

本作で印象に残っているシーン

高森:公開されるのは少し先になると思うけど、二人のBLシーンで全部持っていっちゃってたよね(笑)

堀江:僕個人的には、腐女子の「推しカプを1位にするためならね」っていう馬鹿なことをめちゃくちゃかっこよく言ってるのが読んでる時に本当に面白くて。声まだ聴けてないので楽しみです。

高森:多分唯一のシリアスなシーンだね(笑)ほむらくんと蓮見さんのシリアスなシーンまだないから。

榎木:僕は蓮見さんの「ほむらくんも出会ったんだね」っていうセリフも印象にのこってるかな。お前のことやでっていう。

高森:いまいち全体的にピンと来てないんだね。片想いが長いから付き合ってる実感もあんまりないし。高校生からきっと大学中も会わないけど好きで、それから付き合ったから5,6年くらい片想いしてますよね。

堀江:いやー健気。僕だったら確信を持ったうえでこう言いますけどね。あえての確認というか。そうじゃないところがすごく甘酸っぱくていいなと思いました。

榎木:ストレートだもんね。言葉の意味そのままで。

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 榎木淳弥、高森奈津美、堀江瞬が演じる『先生日誌 ほむら先生はたぶんモテない』のボイスコミックはYouTubeにて公開中。気になった方はぜひチェックしてみて欲しい。