叔母の家に引っ越すが、「他人の家にいる」というストレスが母をますます蝕んでいく/48歳で認知症になった母⑦
公開日:2023/2/7
『48歳で認知症になった母』(原作:美齊津康弘、漫画:吉田美紀子/KADOKAWA)第7回【全20回】
いつも優しくて明るかった母が、48歳で若年性認知症に。幸せだった毎日は、学校から帰ったら徘徊する母を探し、排泄物を片付ける日々になりました。友達にも先生にも相談できず、仕事が忙しい父と協力してくれない兄、嫁ぎ先で育児に追われる姉にも頼れない…。母の世話をすることに疲れ、息子の僕のことすらわからなくなった母に怒りと悲しみが込み上げます。『48歳で認知症になった母』は、小学5年生、11歳でヤングケアラーになった原作者の実体験を綴ったコミックエッセイです。叔母の家に引っ越し、食事や洗濯の心配はなくなりました。しかし、ストレスから母の症状はますます悪化してしまいます。
※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。