母親が出したおやつを恥ずかしがる友人。「あんな親でごめん」と言うけど、僕の母と比べたら…/48歳で認知症になった母⑯

マンガ

公開日:2023/2/16

48歳で認知症になった母』(原作:美齊津康弘、漫画:吉田美紀子/KADOKAWA)第16回【全20回】

いつも優しくて明るかった母が、48歳で若年性認知症に。幸せだった毎日は、学校から帰ったら徘徊する母を探し、排泄物を片付ける日々になりました。友達にも先生にも相談できず、仕事が忙しい父と協力してくれない兄、嫁ぎ先で育児に追われる姉にも頼れない…。母の世話をすることに疲れ、息子の僕のことすらわからなくなった母に怒りと悲しみが込み上げます。『48歳で認知症になった母』は、小学5年生、11歳でヤングケアラーになった原作者の実体験を綴ったコミックエッセイです。徘徊もせず、服も汚れていない友達の母親の姿に、僕は自分の母を思い出します。おやつが恥ずかしいと照れる友人に「自分がどれだけ幸せかわかってる?」と思わないではいられません。

※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

48歳で認知症になった母

『48歳で認知症になった母』を楽天Kobo(電子)で読む >

『48歳で認知症になった母』をRenta!で読む >