「息子が耳の聴こえない子とバッテリーを組んでいる」とママ友に話すと、息子のことを褒められて…/僕らには僕らの言葉がある③
更新日:2022/12/25
Twitterでの話題作がついに漫画化! 詠里著のコミック『僕らには僕らの言葉がある』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第3回です。生まれつき耳が聴こえない相澤真白は、「一般の学校へ進学し、硬式野球をやりたい」という思いから「インテグレーション生」として高校へ入学。そして真白は、硬式野球部にピッチャー希望の新入生として入部し、野中宏晃と出会う。幼い頃から周囲に疎まれていた野中。そんな彼も野球がすべてだった。真白とバッテリーを組まされた野中は、最初は「いるだけ邪魔だ」と思ったものの、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて衝撃を受ける。今まで違う世界を生きてきたふたり。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリーが今始まる――。ママ友とのランチ会で野球の話に。話の流れで「息子が耳が聴こえない子とバッテリーを組まされてる」と思わずグチをこぼしてしまうも、周りの反応は意外なもので…。
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