「今まで友だち連れてきたことなんてなかったのに…」息子の成長を目の当たりにし、なんだか嬉しくなる/僕らには僕らの言葉がある⑤
公開日:2022/12/27
Twitterでの話題作がついに漫画化! 詠里著のコミック『僕らには僕らの言葉がある』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第5回です。生まれつき耳が聴こえない相澤真白は、「一般の学校へ進学し、硬式野球をやりたい」という思いから「インテグレーション生」として高校へ入学。そして真白は、硬式野球部にピッチャー希望の新入生として入部し、野中宏晃と出会う。幼い頃から周囲に疎まれていた野中。そんな彼も野球がすべてだった。真白とバッテリーを組まされた野中は、最初は「いるだけ邪魔だ」と思ったものの、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて衝撃を受ける。今まで違う世界を生きてきたふたり。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリーが今始まる――。今まで友だちなんかいらないと言っていた息子。初めて遊びに連れて来た真白に驚いたものの、真白の笑顔を見て心が温かい気持ちになる。
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