我慢や不満、焦りや不安が複雑に絡み合って「しんどい」ができあがる/あなたの「しんどい」をほぐす本
更新日:2023/3/9
必要以上に他人に気を遣ってしまう、なんだか毎日が息苦しい。ぐるぐると再生される後悔、焦りや不安、やり場のないイライラ…。そんなしんどさを抱えている人は、心がラクになる考え方を取り入れてみませんか?
『あなたの「しんどい」をほぐす本』は、心理学の観点から、「自分なんて」が「自分らしく」に変わる35の考え方を提示しています。人気カウンセラーによる“心をほぐす言葉”と、もくもくちゃんの可愛いイラストで、日々の「しんどい」がほっと和らぐような1冊です。
特に不幸だというわけではないけれど、なんだか毎日が息苦しい…。そんな「しんどい」を抱える人へ。
※本作品は書籍『あなたの「しんどい」をほぐす本』(Poche:著、もくもくちゃん:イラスト/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました
はじめに
「しんどい」って、苦しいですよね。
心の底から楽しいと思えなくなるし、なんだか朝から疲れているし、みんなといれば笑顔だけど家に帰れば「無」になるし、もう何もしたくないのに周囲に気を遣っちゃうし……。
とてつもない失敗をしたとか、絶体絶命のピンチに陥ったとか、もう一生立ち直れないほどの何かがあったわけではないし、むしろいつも通りの毎日なんだけれど、何かが満たされていないように感じることがあります。
特に不幸だというわけではないし、むしろ周りから見たら恵まれているように見えるかもしれないけど、なんだか毎日息苦しいこともあります。
そうした心のもやもや、ぐるぐると再生される後悔、ふとした瞬間にふくらむ焦りや不安、やり場のないイライラなど、我慢や不満、焦りや不安が複雑に絡み合って「しんどい」ができあがります。
この本は、そんな「しんどい」を抱えている
あなたに向けて書きました。
「しんどい」と感じているあなたが、今よりちょっぴりしんどいと感じる回数が減ったり、しんどいと思う自分を責めずに済んだり、しんどいと思ったときには自分を最優先にできますように……そんな思いを込めて、あなたの「しんどい」がラクになるような考え方を提案しています。