すぐに落ち込んだり、本音が言えなかったり…「気にしすぎ」は性格のせい?/あなたの「しんどい」をほぐす本
更新日:2023/1/20
必要以上に他人に気を遣ってしまう、なんだか毎日が息苦しい。ぐるぐると再生される後悔、焦りや不安、やり場のないイライラ…。そんなしんどさを抱えている人は、心がラクになる考え方を取り入れてみませんか?
『あなたの「しんどい」をほぐす本』は、心理学の観点から、「自分なんて」が「自分らしく」に変わる35の考え方を提示しています。人気カウンセラーによる“心をほぐす言葉”と、もくもくちゃんの可愛いイラストで、日々の「しんどい」がほっと和らぐような1冊です。
「気にしすぎる」「考えすぎる」という人は、性格よりも「過去の何か」が関係しているかも?
※本作品は『あなたの「しんどい」をほぐす本』(Poche:著、もくもくちゃん:イラスト/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました
1 「気にしすぎ」「考えすぎ」は
性格のせいではないかも?
ちょっとした指摘に落ち込んだり、相手の表情が気になったり、雑談が苦手だったり、相手がどう思うか気になって本音が言えなかったり……。
思い切って誰かに悩みを打ち明けたのに「気にしすぎ」「考えすぎ」と一蹴されてしまったり、「もっと前向きに考えたら?」「なんでそんなに気になるの?」なんて言われてしまったりして、ますます落ち込んでしまう……。
でも、気にしすぎではありません。
だってあなたは、わざわざ気にしているのではないのですから。気にしたくないのに、気になっちゃうから悩んでいるはずです。
もちろん、考えすぎでもありません。
考えなくて済むなら考えたくないし、忘れられたらどんなにラクだろうかと考えているのは、他の誰でもないあなた本人なのではと思います。嫌なことや不安なことについて考えるのは、とっても疲れますから。