やる気は、やり始めると出てくるもの。とっておきのワード「とりあえず」で始めてみよう/あなたの「しんどい」をほぐす本

暮らし

更新日:2023/1/20

 コツ1つめ。

 「心からやりたいこと」なのか、「実はそこまでやりたくないこと」なのかをハッキリさせる。

 やる気を出したい事柄について「私は○○をやりたい!」と口に出してみたときに、清々しい気持ちになれば「心からやりたいこと」。反対にモヤモヤや、違和感があるようなら「実はそこまでやりたくないこと」の可能性大です。

 コツ2つめ。

 心からやりたいことの場合は、「〇月〇日〇時から」と予定に組み込んでしまったり、「よし、やるぞ!」と気合を入れて始めてしまいましょう。

 逆に、実はそこまでやりたくないことの場合は、さらっと始めること。「さて、やろうかな」のように、ゆる~く考えるようにします。

 「1時間後にあなたの大嫌いな人と食事です」と言われて、「よし、今すぐ準備しよう!」なんて思えませんよね。それと同じで、無理に気合いを入れるとますます嫌な気持ちが膨らみますから、仕方なく始めるくらいがちょうどいいです。

 コツ3つめ。

 やる気を出すためのとっておきのワード、それが「とりあえず」です。

 転職活動を始めたいのにやる気が出ないなら「とりあえずパソコンを開いて検索すればOK」、英単語をマスターしたいなら「とりあえずテキストを開けばOK」という具合に、できそうなことから始めてみましょう。

あなたの「しんどい」をほぐす本

<第5回に続く>

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