最短で成功するには、小さな失敗をたくさん、高速で重ねること!/仕事・スポーツ・勉強のプレッシャーがなくなる本
公開日:2023/1/21
プレッシャーと無縁になりたいとき
●プレッシャーを感じたら、どんどん動こう
プレッシャーが怖いなら、どんどん動いていきましょう。
プレッシャーを感じるということは、まわりからの期待感もあり、自分で自分に期待をしている状態でもあります。これまでにもお伝えしましたが、
「どうせダメだし…。どうせうまくいかないし…」
と思っている人には、そもそもプレッシャーはかかりません。プレッシャーを感じるとき=自分への期待も、まわりからの期待もある、しあわせな状態なのです。
プレッシャーが過度にかかると、少し身体的につらいこともあるかもしれません。
その場合は、そのプレッシャーの奥に何があるのかをきちんと理解しましょう。
「あ、こんなに自分に期待しているんだ」
と気づくことで改善していくことも多いでしょう。
●好きなことを突き詰めて成功する若者たち
いまは、さまざまなことが起こる時代です。
どんどん新しいことに着手していかなければいけない時代になってきています。
ところが、なかなかそこに柔軟に対応できない人も多いのが現実です。
これからは、できる人とできない人の差がさらに生じるでしょう。
人間関係にとても疲れている人もいれば、とても若いのに、突出した力を発揮して、成功している人も出てきています。二刀流の大谷翔平さんや、パーフェクト試合を達成した佐々木朗希さん、将棋の藤井聡太さんは、その代表格ではないでしょうか。
彼らは、メンタルの構造がプレッシャーに負けていない人たちです。
彼らのように若くして成功している人たちが、どのようにプレッシャーを扱っているのか、研究が進むとおもしろいですね。
わくわくしている超人的な人の特徴に、「結果を気にせず、とても楽しんでいる」というところがあるように感じます。
これはストレスクリア® 心理学でいう「統合」と同じ理論です。
彼らに共通していることは、取り組んでいることが本当に大好きで、突き詰めたくてやっているところです。ただただ自分が好きでやっているし、自分の探求心に正直に取り組んでいたら、結果がついてきていた、という状態でしょう。
藤井聡太さんは、まさにその世界の人です。
そして、周囲が言うほど本人は結果を気にしていません。
「好きだからやっている」
このとても純粋でシンプルな部分が、非常に大切なのです。
多くの人がプレッシャーを克服して、自分の「好き」に正直に人生を過ごせたら、人生が豊かになり、社会はもっといいものになるでしょう。