物語の主人公は、妖怪が見える孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目になり、“自称”用心棒のニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることに…。だが妖怪たちとの出会いは決して悪いものばかりではなく、妖やそこに関わる人との触れ合いを通して、夏目もまた自分の進むべき道を模索していく。

　同作は国内累計発行部数1700万部（電子版含む）を超える、漫画家・緑川ゆき氏の大人気作品。今もなお少女漫画誌『LaLa』で絶賛連載中で、アニメは第6期まで制作されている。さらに2018年には「劇場版 夏目友人帳 ～うつせみに結ぶ～」が公開されたり、2022年2月からは浅草花やしきとコラボイベントを開催したりと、2003年の初出当初からその人気は留まることを知らない。

　気になる最新29巻では、ついに名取家の秘密が明らかに。女妖を退治しようとする名取に対し、夏目は何を思い、どのような行動を取るのだろうか。また別のエピソードで夏目は、田沼と一緒に出かけた先で元女優が開くサロンに参加することになる。招待客とともに「降妖術」に参加するのだが…。前回に引き続き、今作も波乱の展開が待ち受けていそうだ。

　加えて通常版と同じ日に発売される特装版には、桃兎の着ぐるみ姿が“ぷりち～”なニャンコ先生のフィギュアストラップがついてくる。デザインには緑川ゆき氏描きおろしイラストが使われており、2022年12月22日に発売された『LaLa』2023年2月号のふろく「ニャンコ先生フィギュアストラップ『夏目友人帳』by緑川ゆき」と対になるデザインだ。

　その可愛さは発売前からファンの間で話題になっていたようで、SNS上には「ニャンコ先生のフィギュアストラップ絶対に欲しい！」「うさぎ年にちなんで桃兎の着ぐるみ着てるの可愛すぎるでしょ！」「『LaLa』のふろくと一緒につけたい…」「うさぎニャンコ先生… 好き」「これは特装版を買うっきゃない！」などのコメントが数多く寄せられていた。

　最新29巻をチェックする際には、ぜひフィギュアストラップ付きの特装版も合わせて確認してみてほしい。