「紙コップは何色?」それだけなのに、気軽に聞けるママ友がひとりもいない/ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望
公開日:2023/3/28
時に一番の親友であり、一番の敵にもなってしまう、それがママ友。一旦仲をこじらせてしまうと、子ども同士の関係もあるため、トラブルが発生しがちという話もよく耳にします。
今回ご紹介するのは、子育てママたちが抱える“心の闇”を描いた、野原広子さんのコミックエッセイ『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』です。
お互い下の名前で呼び合い親子ともに一番の仲良しだったママ友のリエ。彼女の嫉妬心からサキは、ある日を境に突然無視され、嫌がらせを受けるようになる。理由が思い当たらないサキは悩み苦しむが、相手から無視されても挨拶を続けることを決意する! ママ友という人間関係の難しさ、そして母親の孤独をも切り取る、共感必至のストーリーです。
押し付けられた買い出しに行くサキ。紙コップの色を何色にすればいいか悩んでも、相談できるママ友がおらず、途方に暮れる。
※本作品は『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(野原広子/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました