東映創立70周年記念作品 映画史に歴史を刻む織田信長×濃姫の物語『レジェンド&バタフライ』
PR 公開日:2023/1/23
東映創立70周年記念作品にふさわしい、規格外の超大作がついに公開を迎える。総製作費20億円を投じ、描き出すのは織田信長とその妻・濃姫の半生をたどる感動巨編。木村拓哉、綾瀬はるかという当代きってのスターが全身全霊をかけ、かつてない歴史劇を生み出している。その見どころを知れば、必ず映画館に足を運びたくなるはずだ。
(文=野本由起)
圧巻のスケールで描き出す人間ドラマの最高峰
その苛烈な生きざまで、今なお多くの人々を魅了しつづける戦国武将・織田信長。そんな稀代の英雄のこれまで描かれなかった姿を、豪華キャストとスタッフが空前のスケールで描き出す──!
映画『レジェンド&バタフライ』は、信長とその妻・濃姫が生きた三十余年を描くスペクタクル巨編だ。“大うつけ”から“魔王”へと変貌していく信長を、陰影深く演じるのは木村拓哉。「ぎふ信長まつり」で騎馬武者行列を行った際には、46万人が押し寄せるなど、そのカリスマ性は信長さながら。これ以上ないキャスティングと言えるだろう。信長の妻・濃姫を演じるのは綾瀬はるか。政略結婚で信長のもとに嫁いだものの、自由意志を持ち、時には信長をリードする凛とした女性像にアップデートされている。
そんなふたりが反目しながらも、いつしか心を通わせ、天下統一に向けて駆け上がっていく。彼らの絆を描くのは、今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で脚本を手掛ける古沢良太。「るろうに剣心」シリーズの監督・大友啓史が、大胆な演出と精緻な心理描写で新たな信長像・濃姫像を立ち上らせている。歴史のうねりに翻弄されながらも、夢を手放さないふたりのドラマ、その先に待ち受けるかつてない感動をぜひ映画館で味わってほしい。
刮目せよ!本作の見どころをpick up!
信長と濃姫が生きた、涙あり笑いありの激動のドラマを描いた『レジェンド&バタフライ』。数ある見どころの中でも、特に注目すべき3つのポイントをチェック!
1.これぞ日本最高峰!キャスト・スタッフの才能が集結
木村拓哉×綾瀬はるか×脚本・古沢良太×監督・大友啓史。このキャストとスタッフを見ただけで、作品の本気度が伝わってくるだろう。また、制作現場には各界のプロフェッショナルたちが集められ、総力を結集し、この映画に全力を注ぎこんでいる。さらに岐阜城、那古野城などの舞台は、細部まで再現されたオープンセット、国宝や重要文化財に指定されている本物の空間を使うなどこだわりの撮影。あたかも戦国時代に降り立ったかのような臨場感で空前の歴史劇を楽しめる。映画館のスクリーンで観るにふさわしい、実に贅沢な作品と言えるだろう。
2.誰も知らない信長&濃姫像“新しさ”への挑戦
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」という句で表現されるように、冷酷非道な人物とされる織田信長。だが、この映画ではそんな信長の心の奥を覗き込み、血の通ったひとりの人間として描き出している。強さだけでなく、すぐ挑発に乗る幼さ、迷い葛藤する危うさ、濃姫への愛情深さ。既存のイメージを受け継ぎつつも、より生々しい体温を感じさせてくれる。歴史上の記録が少ない濃姫は、現代にも通じる女性像として描かれている。信長より一枚上手で、桶狭間の戦いでは戦術をともに考える賢さもあり、芯が強くて自立的。新しい切り口で描かれるふたりの人物像は、観る者に鮮烈な印象を与えるはずだ。
3.夫婦であり同志心揺さぶる“ふたり”の物語
尾張と美濃が同盟を結ぶため、信長に嫁いだ濃姫。だが、新婚初日から激しく争い、互いの印象は最悪だった。劇中ではそんなふたりの意地のぶつかり合いが、時にコミカルに描かれていく。それでもともに危機を乗り越えるうち、ふたりの距離は徐々に近づいていく。いつしか誰も成し遂げたことがない天下統一がふたりの夢となり、夢に向かい邁進するふたり。その関係は夫婦であると同時に、男女を超えた同志のようにも見える。策謀に満ちた歴史劇として、愛の物語として、ふたりの人間が魂をぶつけ合う濃密な人間ドラマとして、さまざまな角度から楽しめる作品に仕上がっている。
映画『レジェンド&バタフライ』
監督:大友啓史 脚本:古沢良太 音楽:佐藤直紀
出演:木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤 工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀 ほか 配給:東映 1月27日(金)全国公開
「大うつけ」と呼ばれる織田信長と、男勝りな濃姫。政略結婚したふたりは、激しく反目し合うが、やがて距離を縮め、ふたりの力で桶狭間の戦いに勝利する。天下統一に向かって歩き出すふたりだが、いつしか信長は人の心を失っていき……。