血流改善や血栓予防に!「酢玉ねぎ」を活用した簡単魚料理&ジュース3選/私がいつも食べている季節の保存食
公開日:2023/1/24
日本人の寿命はどんどん延び、「人生80年」から「人生100年」時代へ向かおうとしています。健康に生きるために大事にしたいのが「1日3食」。とはいえ忙しいなか、日々しっかり食べるのは難しいと思っている方も多いはず。
「ちゃんと食べて、ちゃんと生きる」を実行しているのは、80歲の現役料理研究家・村上祥子さん。ふだん村上さんが作り置きしている保存食の作り方を、『村上祥子80歲 私がいつも食べている季節の保存食』にまとめました。
「なんだか手間暇がかかりそう…」と思った方、心配ご無用。“漬ける、煮詰める”は、電子レンジにお任せ! 簡単においしい保存食が作れます。ぜひ実践して、健康で豊かな生活を送りましょう!
血液がサラサラになる効果が期待できる「酢玉ねぎ」。手軽に作れる魚料理1品と、野菜などを組み合わせたジュース3品をご紹介します。
※本作品は村上祥子著の書籍『村上祥子80歲 私がいつも食べている季節の保存食』から一部抜粋・編集しました
【前回】玉ねぎと酢の相乗効果で生活習慣病を予防! ちょい足しにも便利な「酢玉ねぎ」/私がいつも食べている季節の保存食
調味料は下味と粒マスタードだけ。それでも十分に美味
たらの酢玉ねぎ蒸し
・1人分172kcal ・塩分1.0g
材料 (2人分)
酢玉ねぎ…100g
たら…2切れ(正味200g)
塩、こしょう…各少々
にんにく(つぶす)…1片
オリーブ油…大さじ1
粒マスタード…大さじ1
ミントの葉…適量
作り方
1 たらはキッチンペーパーに挟んで水けを取り、塩、こしょうする。
2 耐熱容器に酢玉ねぎを半量散らし、にんにくを置き、1を並べ入れ、上に残りの酢玉ねぎを散らし、オリーブ油を回しかける。
3 ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで4分加熱する。
4 取り出してたらを器に盛り、容器に残っている酢玉ねぎとにんにくを添え、粒マスタードとちぎったミントの葉をのせ、別にミントを添える。
酢玉ねぎジュース
アスパラガス+豆乳ジュース
・1人分98kcal ・塩分0.4g
材料 (1人分)
酢玉ねぎ…50g
アスパラガス…50g
豆乳…100ml
作り方
アスパラガスは茎を根元から3cmほど切り落とし、3cm長さに切る。全ての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで混ぜる。
しょうが+豆乳ジュース
・1人分130kcal ・塩分0.4g
材料 (1人分)
酢玉ねぎ…50g
しょうが(2~3つに切る)…10g
豆乳…100ml
アマニ油…小さじ1
作り方
アマニ油以外の材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで混ぜる。グラスに移し、アマニ油をたらす。
ほうれん草+甘酒ジュース
・1人分87kcal ・塩分0.3g
材料 (1人分)
酢玉ねぎ…50g
ほうれん草…50g
甘酒…50g
水…50ml
作り方
ほうれん草は3cm長さに切り、全ての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで混ぜる。
村上 祥子
料理研究家・管理栄養士。福岡県生まれ。2022年2月で満80歳を迎えた。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。著作は500冊以上。主な近刊に『祥子さん この知恵、いただきます。』『80歳、村上祥子さんの元気の秘訣は超かんたんレンチンごはんだった!』『 村上祥子さんの食べると生きる人生最高のレシピ』などがある。