筋トレなし、食事制限なしでお正月太りも改善!? 「足もみ」ダイエットで簡単全身やせを目指す!
公開日:2023/1/25
今年のお正月もすっかりダラダラ過ごしてしまった。久しぶりに体重計に乗って絶句。「これはマズイ…」と頭を抱えている人は少なくないだろう。
そんなお正月太りに悩む人たちは「足もみ」に挑戦してみるといいかもしれない。『足もみ美BODYダイエット』(田辺智美/産業編集センター)では、ツライ筋トレなし、食事制限なしで全身やせを実現できるという夢のようなダイエット法が紹介されている。
著者は、著書累計46万部突破、2万人以上の身体の不調を解決してきた足もみのスペシャリスト・田辺智美さん。田辺さんによれば、健康的でスリムな身体を手に入れるために重要なのは「血液の循環」と「老廃物の排泄」。特に心臓から一番遠い位置にある足には老廃物が溜まっており、この老廃物こそがあらゆる部位の肥満の原因となるらしい。全身の臓器や器官の神経と繋がっている足をもんで老廃物を流してあげることで、身体全体を正常に活性化させ、結果、全身やせを実現することができるのだそうだ。
まずは自分の体質・体型を客観的に分析し、ケアするべきポイントを見極めて、自分専用プログラムを組み立ててみよう。下半身は細めなのに上半身が太めのタイプは「リンゴ型」。脱「リンゴ型」のためには、気になるむくみやお肉のある「二重あご」や「ウエスト」、「二の腕」などのプログラムを重点的に行うと良いようだ。
たとえば、二重あご。実はその正体はむくみだ、と著者は言う。「顔がむくんでいるなら、顔のマッサージが効果的?」かと思いきや、顔に溜まってしまった老廃物は、足をもむことでスッキリ除去できるそう。
まずは足でグーをした時に一番凹むところにある「湧泉」のツボや、土踏まずのほぼ中央にある「足心」のツボを刺激してみよう。ツボを押す時は、手の人さし指を曲げて、突起した関節部分を鋭角にし、もう片方の手の親指で関節の裏を押すようにすると深く刺激することができる。さらに、第1指から5指の間の各4箇所は、あご・耳介・頸部リンパ腺などの上部リンパ腺につながる末梢神経の集中個所(=反射区)だから、こちらも刺激してみるといいそう。また、足の甲の骨・中足骨の関節を緩めると、脳の血流がよくなり顔の血行もむくみも改善できる。中足骨を起点として指のつけ根を回してみよう。一度試してみただけでも、すぐにあごがシュッと引き締まるのを実感できるというから驚きだ。
本書では、他にもウエストや二の腕、背中、脚など、痩せたいパーツ別の美BODYを実現する足もみプログラムが紹介されている。また、「ちょっとだけで整う習慣8か条」や「のばすだけ楽ちん体操」など、足もみの効果をより高めるためのメソッドも紹介されているから、あわせて試してみてほしい。キツい運動も食事制限もなくても、効果が期待できそう! 新しい年、あなたも「足もみ」で、全身美BODYを目指してみては?
文=アサトーミナミ