人間だとバレたら即処刑のはずが…!? 新たな秘密バトルが幕を開けた『機械じかけのマリー』5巻に「展開が天才すぎる」と反響続々
公開日:2023/2/11
自分をロボットだと偽りながら仕えているメイドと、人間嫌いのイケメン御曹司とのラブコメディ『機械じかけのマリー』(あきもと明希/白泉社)。そのコミックス最新5巻が、2023年2月3日に発売された。ついに御曹司・アーサーがマリーの正体に気づいてしまうのだが、読者からは「正体バレてもさらにドキドキする展開でマジ最高!」「物語の仕掛けが切り替わってより面白くなってきたぞ」などと大興奮の声が上がっているようだ。
マリーが仕えているアーサーは、極度の人間嫌い。国内一の大企業ゼテスの後継者でありながら愛人の子という複雑な立場ゆえに、小さい頃から毒殺、暗殺、誘拐、監禁などを幾度となく経験してきた。おかげで彼の人格は歪み、信じられるものといえば感情を持たない無機物だけ。そんなアーサーの元に派遣されたのが、眉ひとつ動かないことから“機械(ロボット)”の異名がついた天才格闘家・マリーだった。
マリーは両親が残した借金の返済と学校に通わせてもらうことを条件に、アーサー専属の“ロボットメイド”として彼に仕えることに。ただ人間だとバレれば、即処刑は間違いないだろう。必死にロボットとして振る舞うものの、素のアーサーを知れば知るほど彼への感情が制御できなくなっていく。そしてそれはアーサーも同じようで、従順で美しいマリーへ特別な感情を募らせていた。
ところが最新5巻では、ひょんなことからアーサーにマリーが人間であることがバレてしまう。アーサーは今まで彼女にお願いしてきた“ひざ枕”や“頭ポンポン”などの恥ずかしい要望に卒倒しながらも、マリーを好きな気持ちは今も変わらない。そこでアーサーは彼女を失いたくない一心で、ロボットだと気づいていないフリをし始めるのだが――?
これまでロボットだと気づかれないよう振る舞い続けてきたマリーから一転し、今度はアーサーがロボットだと気づいていないフリをするという立場が逆転した今回の物語。SNS上には「正体がバレてシリアス展開を迎えるのかと思ったらまさかの展開(笑)」「正体勘付かれて物語がもうすぐ終わってしまうのかとドキドキしていたんだけど、まだ続きそうでよかった!」「最近の白泉社作品の中ではイチオシ! 古き良き白泉社イズムを感じます」「正体がバレるだけで終わらない展開が天才すぎる! 永遠に二人の両片想いを見ていたい」などと、熱気あふれるコメントが飛び交っていた。
ちなみに5巻のラストには、本編とは別に「特別編」も収録。守られてばかりのアーサーが今度はマリーを守るための修行に出るようだ。アーサーの男気溢れる一面はもちろんのこと、新たな秘密バトルの行く末をぜひ見届けてみよう。