入浴中に地震が起きたら、バスタブのふちをつかんで座る&頭を守る!/大人も知らない? サバイバル防災事典
公開日:2023/3/11
もし今、大地震が起きたらどうしますか? お風呂に入っている時、帰宅途中、そして電車が止まってしまったら――? もしもの事態に備えておけば、きっといざというときも落ち着いて行動できるはずです。
『大人も知らない? サバイバル防災事典』は、いつ起こるか分からない地震などの災害が起きた時の対処法を子ども向けにわかりやすく紹介しています。
いつどこで災害が起きたとしても慌てないために、親子で学んでおきたい知識が満載です。
入浴中に地震が起きたら、まずバスタブのふちをつかみます。そしてむやみに動かず座って揺れがおさまるまで待ちましょう。
※本作品は書籍『大人も知らない? サバイバル防災事典』(国崎信江:監修、サバイバル防災研究会:編集、森のくじら:イラスト/マイクロマガジン社)から一部抜粋・編集しました
バスタブのふちをつかんで揺れがおさまるのを待つ!
滑って転ぶおそれがあるため、脱衣所へ出るのはぐっと我慢。バスタブのふちをつかみ、揺れがおさまるまで座って待ちます。さらに窓ガラスや鏡が割れたときに備え、洗面器やバスタブのふたで頭を守りましょう。揺れがおさまったらすばやくお風呂からあがり、余震がくると想定して準備を整えます。もしお風呂場の高い位置に物を置いている場合は、低い位置に移しておくと安心です。
サバイバルコラム
大きな地震の後には、水道の水が出なくなる「断水」が起きる可能性があります。バスタブのお湯も役に立つため、栓は抜かないでおきましょう。