身の周りに煙が広がる前に、外へ脱出！

　火災報知器が鳴っているのは、自分がいる建物のどこかで火事が起きているからです。周りに火や煙が見えないからといって、のんびりしてはいられません。転ばないように気をつけながら、少しでも早く外へ脱出しましょう。出口が分からない場合は、避難口マークが助けになります。

　黒い煙が立ち込めてきた場合はハンカチやタオルで鼻と口をおおい、有毒ガスを吸い込まないようできるだけ頭を低くして出口に向かいます。

通路誘導灯
白の誘導灯は、避難口のある方向を示しています。矢印のとおりに進めば、避難口に行き着くことができます。

避難口誘導灯
緑の誘導灯は、避難口の出口に表示されています。このマークのある場所から外に出ます。

サバイバルコラム
ひとつの避難口に多くの人が押し寄せている場合は、かえって危険です。周りを見渡し、ほかにないか探してみましょう。地下街では60mごとに避難口が設置されています。

写真提供/ピクスタ

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