地震で電車が止まって帰れないときは、無理に動かず避難できる場所へ/大人も知らない? サバイバル防災事典
公開日:2023/3/14
もし今、大地震が起きたらどうしますか? お風呂に入っている時、帰宅途中、そして電車が止まってしまったら――? もしもの事態に備えておけば、きっといざというときも落ち着いて行動できるはずです。
『大人も知らない? サバイバル防災事典』は、いつ起こるか分からない地震などの災害が起きた時の対処法を子ども向けにわかりやすく紹介しています。
いつどこで災害が起きたとしても慌てないために、親子で学んでおきたい知識が満載です。
地震で電車が止まってしまっても、ひとりで歩いて帰るのは危険。駅員さんの案内に従うか、子連れの大人に一緒に過ごしてくれるようお願いしましょう。
※本作品は書籍『大人も知らない? サバイバル防災事典』(国崎信江:監修、サバイバル防災研究会:編集、森のくじら:イラスト/マイクロマガジン社)から一部抜粋・編集しました
災害用伝言ダイヤルや三角連絡法を使う!
地震などの災害によって電話が混み合いつながりにくくなった場合、「災害用伝言ダイヤル(171)※」のサービスが使えるようになります。災害用伝言ダイヤルは、声の伝言板。メッセージを録音したり、再生したりできます。登録する電話番号を家族で決め、テストできる日に試しておきましょう。災害地域から離れた場所に住む人を通して連絡を取り合う「三角連絡法」の相手を決めておくと、さらに安心です。
※運用が始まる際は、テレビやラジオなどのニュースで知らされます。
サバイバルコラム
いつもと違う状況では電話番号を思い出せないこともあります。家族の連絡先や災害用伝言ダイヤルに使う番号などは、メモ帳やカードに書いて持ち歩くようにしましょう。