今でこそドラマ化されるほどの人気を誇っているが、もともと原作は全3回の集中連載として始まった作品。これが好評を博し、『花とゆめ』2018年6号より本格的に連載がスタートしたのだ。

　物語は、失恋を苦に自殺しようとしていたネガティブ女子高生・扇言（みこと）が、物理教師の灰葉仁に救われるところから始まる。一見生徒想いの先生のように思えるものの、その実態は「灰仁（廃人）」というあだ名で呼ばれるほど生徒から舐められているクズ教師。しかも彼は生徒である扇言を相手に、「死ぬ前に俺と恋愛しない？」と突飛な提案を持ちかけてきた。

　灰仁のクズさに毎回呆れつつ、それでも回を追うごとに2人の仲は深まっていく。しかし今回の最新16巻では、灰仁に宣戦布告した学校のアイドル・高峰一馬がついに動き出す。扇言を自宅に招き、そして…。今巻も波乱の幕が開けそうだ。

　実際に最新刊を購入した読者からは絶賛の声が続出。ネット上には「読み終わった後の多幸感が凄い…」「今回もドキドキとキューンが止まらなくて終始最高でした！」「灰仁ってダメダメに見えつつちゃんと先生してるところがたまらない」「個人的に料理回はご褒美。ありがとうsora先生！」「もう少女漫画にときめくことも減ったと思ってたけど、今回は胸がギューンってなった（笑）」「あのラスト、一体何なの!? 続きが待ちきれない」といったコメントが溢れかえっている。

　ちなみに最新16巻は通常版に加え、ミニカラー画集vol.4付きの特装版も同日発売。画集は未公開ラフや描き下ろしなどを含め、40点以上のイラストが収録されており、特装版は私服姿の灰仁と扇言が描かれた表紙が目印だ。

　まだ原作を読んだことがない人は、“墜落JK旋風”が巻き起こるこの機会に、ぜひ一度手に取ってほしい。