【マッチングアプリ失敗談】宅飲みまでできて完全勝利と思ったのに…(21歳・男性)

恋愛・結婚

公開日:2023/5/17

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 この記事では、マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。

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投稿者プロフィール

K(21歳・男性・大学生)
1人暮らしの大学生。彼女にフラれたのをきっかけにマッチングアプリの利用を開始。
「女性の気持ちを考えすぎたら負け」だと思っている。

Aさん(21歳・女性・大学生)
こちらも1人暮らしの大学生。
とにかく明るい女の子。大学生活はかなりエンジョイしている様子で、いわゆる陽キャ女子である。

正反対の男女がマッチングアプリで出会った

 Aさんは地方の国公立大学に通う大学4年生で、私と同い年の女の子です。

 Aさんはとにかく太陽のように明るい女の子で、中学・高校といわゆる陰キャだった私からすると、どんな訓練を受けたらこんなに喋れるのだろうと思ってしまうほどの陽キャ女子でした。ひとことで言えば、「キラキラ女子大生」。自分とは世界線が違います。

 毎日友達と飲み会やイベントを開いているAさん。一方、私は飲み会の誘いを避けて過ごしている大学生活。住んでいる世界が違います。

 しかし、今はテクノロジーの時代。スマホ一台が、本来なら出会うはずのない2人を引き合わせてくれるわけです。便利な時代になりました。マッチングアプリには感謝しきれません。

 マッチングアプリで奇跡的にマッチし、Aさんとの会話のやり取りが始まりました。メッセージのやり取りをして思ったのは、とにかく「話しやすい」ということ。話し方の勉強をして、ようやくまともに女性と話せるようになった私からすると、これを自然にできてしまうAさんはもはや学ぶべき対象でした。

 尊敬の気持ちさえ抱きながらAさんとやり取りをしていると、ちょっとした流れから電話をすることに。メッセージで話しやすいイメージがあったため、あまり緊張することなく電話をしたのですが、やはり電話も「話しやすい」。

 話がすぐ盛り上がるので、気づいたらすぐ寝る時間になってしまいました。しっかりとデートの約束も完了です。

初デートでも意気投合! 話が盛り上がった結果…

 そしてデート当日。あいにくアプリで使われていた写真は本人のものではなかったので、どんな人が来るのかと少し不安になっていたのですが、実物を見るとそんな不安は無意味だったと気づきます。大学生活をエンジョイしている女の子が可愛くないわけがありません。

 一目見た感想は、小柄美少女という感じです。それほど男受けを狙った服装ではないものの、”オシャレ女子”であることは間違いありません。可愛らしさを残しつつも派手さはないその見た目は、清楚系好きにとってはドンピシャであろう容姿だと思いました。

 電話までしているため、お互いに気を許していたのでしょう。初対面だけは苦手だと言っていたAさんも、数分も経てば心を許して接してくれました。

 この日は夕食を食べる計画だったので、私のお気に入りの韓国料理屋を提案しました。気に入ってもらえるか不安でしたが、Aさんはかなり上機嫌な様子。

 私はここで自信を取り戻し、食事の席でも電話と同じように楽しく喋っていきます。後から聞くとAさんはそもそも韓国料理が好きだったとのこと。運が私に味方しているのでしょうか。

 何を食べても美味しい韓国料理を食べ終わると、私もAさんも喋り足りないと感じており、結果私の家で宅飲みをすることにしました。初対面の女性と自宅で飲むのは本当に久しぶりだったのでかなり緊張しましたが、空っぽな自信を保ち続け、Aさんを楽しませることに注力することにしました。

 家に着くと早速途中で買ったお酒を開けて飲み始めます。お酒が大好きなわりには酔いがまわるのが早いAさんは、明らかにテンションが上がっているのが確認できました。大学での話、元彼との関係、自分の性格についてなど、かなりプライベートな話まで聞くことに成功。

 そしてしばらく話すと、Aさんはかなり酔ってしまいます。加えて、ちょうど恋愛話をしていたこともあり、なんと身体の関係まで持ち込むことができたのです。ここで私は有頂天になります。「これは勝ったも同然だ」と確信してしまいました。最後に襲いかかる悲劇も知らずに。

勝利を確信! しかし待っていたのは…

 お互いに酔いが覚め、Aさんが帰宅する時間に。Aさんはまだ上機嫌で、私にちょっかいを掛けてきたりと、関係性としては非常に良いものだったと思います。普通ならここで油断すると思いますが、これまで数々のミスをやらかした僕は最後まで隙を見せないように心がけました。終電に間に合うように駅まで見送ることにします。

 そして駅での別れ際、私は「また遊ぼう」と提案してみます。するとAさんは「いいね! また会おう! 」と言ってくれました。

 よし勝った。

 今回こそは勝利できたと確信した私は、震える拳を押さえながら帰宅します。ですが、この直後誰も予想しない地雷を踏むことになるのです。

 帰宅した私は、あることを思い出します。「なんでLINEは教えてくれたのにインスタは教えてくれなかったのだろう」と。というのも、Aさんとは仲良くなってはいたものの、インスタの交換はしてくれていなかったのです。そこで私は気になり、メッセージで「インスタ交換しておかない?」と聞いてみました。

 ですが、なんとこれが最後のメッセージになったのです。

 何日経ってもそのメッセージは既読にならず、気づけばブロックされていることが明らかになりました。半年たった今でも、これは未解決事件です。

無視の理由は闇の中。諦めて新たな出会いを探すことに

 「またやってしまった」と落ち込んでいた私は、この経験から教訓を得ます。「女心なんて理解しない方が楽である」と。

 モテるためには、女性の気持ちを理解しようとしなければいけません。しかし、女心はあまりにも不確定要素が多すぎます。これに真面目に向き合っていては自分の身が持たないなと感じた私は、また新たな女性と出会うため、今回は諦めてマッチングアプリを再開するのでした。

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