憧れていた作家の最後の1冊が売れていった。感傷に浸る及川はその後、衝撃の事実を知る/モノローグ書店街
公開日:2023/5/29
いつも立ち寄る本屋のあの店員さんは、実はこんなことを考えている!? 書店員の心の中が覗けたら、本屋に行くのがもっと楽しくなりそうですよね。
今回ご紹介するのは、書店を舞台にした群像劇コミック『モノローグ書店街』。小坂俊史さんによる、街に暮らす普通の人たちを描いた「モノローグ」シリーズ第4弾です。
登場するのは24時間営業の大規模書店から町の小さな本屋さんまで、さまざまな書店で働く店員たち。働く環境も年齢も違う書店員たちの何気ない日々とつぶやきに、クスッとなってしまう1冊です。
小説家を目指す及川が、密かに憧れていた作家は新作を出さなくなり、やがて書店から最後の1冊の本が売れていきました。その後、感傷に浸る及川が知った衝撃の事実とは!?
※本作品は『モノローグ書店街』(小坂俊史/竹書房)から一部抜粋・編集しました