絵本『あんぱんまん』誕生50周年記念!クイズに答えてアンパンマンミュージアムに行こう!!キャンペーン (フレーベル館)

文芸・カルチャー

公開日:2023/4/28

2023年で絵本『あんぱんまん』は誕生から50周年を迎えました!

記念として、フレーベル館から、初期のアンパンマン絵本全6作品を、「やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズとして、装いを新たに刊行中です。

やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズをお手に取ってくださったみなさまへ、抽選で豪華なプレゼントをお贈りいたします! たくさんのご応募お待ちしています。

advertisement

賞品概要

やなせたかし記念館共通券4枚+JTB旅行券40,000円分

抽選で3組様にプレゼント

家族みんなで、高知県の香美市立やなせたかし記念館に遊びに行こう!やなせたかし記念館内の「アンパンマンミュージアム」と「詩とメルヘン絵本館」が両方楽しめる共通券に、40,000 円分の旅行券もセットにしてプレゼント!夏休みや年末年始の家族旅行にぜひご利用ください。

やなせたかし記念館共通券
券種:一般4枚
有効期限:2024年3月31日
販売元:香美市立やなせたかし記念館

◆JTB旅行券
券種:NICE TRIP 10,000円分×4枚
有効期限:なし
販売元:株式会社JTB

応募方法

STEP1:やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズ(全6巻)のカバー袖についている応募券(三角マーク)を2枚用意する。
STEP2:はがきを準備して、応募券を2枚貼る。
STEP3:やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズのキャンペーン帯に書かれているクイズの回答と、必要事項(住所・名前・電話番号・年齢・購入タイトル)をご記入の上、切手を貼って下記住所まで発送いただき、応募完了。

【住所】
〒113-8611 東京都文京区本駒込6-14-9 株式会社フレーベル館
やなせたかしのあんぱんまん1973」プレゼント係 行

応募券(三角マーク)

下記のマークがついている書籍が対象となります。
※三角マークの向きと色は、対象書籍によって異なります。

はがきの書き方

キャンペーン期間

2023年2月28日(火)~2023年6月30日(金)まで
※当日消印有効

対象書籍

やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズ

あんぱんまんと ごりらまん

作:やなせ たかし

みどころ

穴に落ちた、子ゾウのジャンボを助けたあんぱんまん。空を飛び安全なところまで連れて来ると、自分の顔(ほっぺたのところ)をちぎって「たべて げんきを ださなくちゃ。さあ、これを おあがり」とジャンボに差し出します。

子ゾウのジャンボが食べてみると、そのほっぺが落ちるほどおいしいことといったら。だってあんぱんまんのほっぺたですからね。ジャンボはおかわりして、あんぱんまんの顔は半分に……。力が弱くなったあんぱんまんを背中に乗せて、ジャンボは今夜の寝床をもとめ森に向かいます。

そこへふいにあらわれたのが、おばけごりらの、ごりらまん! 怪物のようなごりらまんはふたりを食べようとしますが……!?

やなせたかしさんが描く、初期のアンパンマン絵本。アンパンマンの原点となる作品のひとつです。泣いている人がいると飛んできて自分の顔を食べさせる、正義のヒーロー、アンパンマン。顔がなくなったらパン屋のおじさんにまた顔を作ってもらいます。そして本書のように、たとえ自分たちを襲った者でも、お腹がへったら自分の顔を食べさせてあげるのですね。

ところで、わが家の5歳の息子と本書を読むと、ごりらまんがころころ転げ落ちるシーンに大笑い。大きなごりらまんが転ぶ姿、何度見ても笑ってしまうみたいです。ちょっぴり情けない姿に親しみを感じたり、顔がなくなってもよろよろしながら飛んでいけるあんぱんまんを、不思議に思ったり。きっとアニメでは出会えない“元祖アンパンマン”に出会えるはず!

こうした初期のアンパンマン絵本は「やなせたかしのあんぱんまん1973シリーズ」として今後も刊行予定です。どうぞお楽しみに!

アンパンマンとムシバラス

作:やなせ たかし

みどころ

「とおくのほうで だれか ないている。ぼくは たすけに いかなくちゃ!」と勇ましく飛び出すアンパンマン。送り出すのはジャムおじさんとバタコさんと、めいけんチーズ。
そして深い森の奥で泣いているのは、カバくんでした。ちっとも泣きやまないカバくんに困っていると、歯ブラシに乗ったハミガキマンがあらわれます。その様子を岩陰から見ている、赤い目は……!?

やなせたかしさんが描く、初期のアンパンマン絵本。泣いている人がいると飛んできて自分の顔を食べさせる正義のヒーローが、アンパンマンの原点ですね。「アンパンマンが きたから もう だいじょうぶ。すぐ たすけてあげるからね」という言葉に、ほっと安心しちゃいますよね。

ところがこの作品では、それで「めでたし、めでたし」じゃありません。お約束の宿敵バイキンマンに加え、バイキンマンの口を虫歯だらけにする「ムシバラス」まで登場して大暴れ。もう、ドタバタです。いったい最後はどうなるの!?

1987年にやなせたかしさんが描いた、歯がズキズキしてきそうな、ユーモラスなおはなし絵本。初期のアンパンマン絵本として、「やなせたかしのあんぱんまん1973シリーズ」として刊行中の1冊です。
歯磨きトレーニング絵本としてもどうぞ。

あんぱんまん

作・絵:やなせ たかし

みどころ

広い砂漠の真ん中で、お腹がすいて動けなくなっている旅人がいます。その時、西の空から大きな鳥のような人が近づいてきます。そして、その不思議な人は言うのです。

「さあ、ぼくの かおを たべなさい」

旅人は驚き、それでも彼の言うままにおそるおそる頭にかじりついてみると……そのおいしいこと! あっという間に半分食べてしまいました。

「さようなら、がんばれよー」

顔が半分になっても笑顔でさっそうと飛びだっていく、その人の名前は「あんぱんまん」。困っている人やお腹をすかしている人がいると、どこからか飛んできて顔を食べさせてくれる正義のヒーローです。森の中で迷子になった子どもに残りの半分の顔を食べさせてあげると、もう彼には顔がありません。このままで人を救えるのでしょうか。

でも、大丈夫。パンづくりのおじさんが新しい頭をすぐに作ってくれます。おや、新しくなった頭は前よりも少しふっくらしていて……そう、私たちの良く知っているあの「あんぱんまん」の姿です。

今や誰もが知っている、子どもたちの憧れるヒーロー「アンパンマン」。初めて絵本に登場したのは1973年、月刊「キンダーおはなしえほん」10月号でした。2023年には誕生50周年を迎える記念として、さらに長く読み続けられるよう、原点となるこの絵本が新しくよみがえりました。

「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そして、そのためにかならず自分も深く傷つくものです。」(巻末に掲載されている、1973年当時のあとがきの言葉より抜粋)というのは、作者であるやなせたかしさんの言葉。

50年の時を越え、あんぱんまんの存在、そしてその行動は、今の私たちの目にどう映るのでしょう。親子で一緒に楽しんでくださいね。

それいけ!アンパンマン

作:やなせ たかし

出版社からの内容紹介

助けを呼ぶ声があればどこへでも飛んでいき、みんなを助けるアンパンマン。こざるに顔を分け与え、かいじゅうに襲われても、ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらえば何度でも蘇ります。
ーーー
アンパンマンが初めて絵本で登場したのは1973年、月刊「キンダーおはなしえほん」10月号でした。
その後、多くの絵本が生まれ、世界を広げていきます。
絵本『あんぱんまん』誕生50周年を記念し、未来に向けて長く読み続けていただけるよう、アンパンマンの原点となる絵本たちが新しくよみがえります。

あんぱんまんと ばいきんまん

作:やなせ たかし

みどころ

おなかをすかして泣いている人がいると、飛んできて自分の顔を食べさせる、正義のヒーローアンパンマン。今や絵本、アニメ、映画と大活躍の国民的ヒーローとなりました。そのアンパンマンの原点となったのが絵本『あんぱんまん』。アニメのイメージとは違う、まだ素朴なヒーローです。その誕生50周年を記念しリニューアルしたシリーズが登場。ヒーローの永遠のライバルである「ばいきんまん」が誕生したのが本作品です。

「あははは、おれさまは ばいきんまんだ。たべるものを くさらせて、せかいじゅうの こどもを はらいたに してやるんだ」

悪だくみをするばいきんまん。あんぱんまんを見つけると、「なまいきな やつ、おっこちろー」と叫び、あんぱんまんをまっさかさまに落としてしまいます。ぺしゃんこにつぶれ、あんこがはみ出したあんぱんまんを見たジャムおじさんは大憤慨。

「よくも かわいい あんぱんまんを ひどいめに あわしたな。よし、こんどは ものすごく つよい あんぱんまんを つくって、ばいきんまんを やっつけてやるぞ」

ジャムおじさんは家中の粉を集め、大きくて硬くて絶対につぶれない「ジャイアントあんぱんまん」を作りました。あんぱんまんはパン工場の屋根を吹っ飛ばして飛び出し、ばいきんまんをやっつけに出かけます。

アンパンマンがあんなにも強くなったのには、ばいきんまんの登場が影響しているのですね。人気者になったのは、ばいきんまんのおかげといってもいいかもしれません。永遠のライバルの誕生の瞬間に立ち会えるうれしさは格別。これまでアンパンマンに親しんだ子どもや大人も、これからアンパンマンを楽しむ未来の子どもたちも、ぜひこの絵本を手にとって欲しいです。

アンパンマンと もえるほし

作:やなせ たかし

みどころ

だれもが知ってる、みんなのヒーロー! こんどのアンパンマンは、宇宙にとび出す!?

朝早くからお仕事をがんばる、ジャムおじさんとバタコさん。すると、どこからともなくふしぎな赤い光が! 光に照らされたふたりは、ふわりと体が浮かんで、空に吸いあげられてしまいます。
名犬チーズとアンパンマンは、あやしい光を追いかけて、別の星までひとっとび!
そのころ、なんだか不気味なその星では、さらってきたジャムおじさんとバタコさんを前に、やっぱりバイキンマンがおおいばり。

「いいか おまえたちは おれの たべる パンを つくるんだ」

誕生50周年を記念して、新装版として生まれ変わったアンパンマン絵本、「やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズ第6弾。

名犬チーズがしゃべる!?
「だだんだん」の名前がバイキンロボット!?
アニメとの違いもたのしい、アンパンマン絵本。子どもたちに読み聞かせをすると、あそこも違う、ここも違うと、おおよろこびしてくれます。

しかしいちばんのみどころは、絵本作家やなせたかしさんの個性的なイラスト表現! コマ割りをぶち抜いて空を飛ぶ躍動感あふれるアンパンマンだったり、明るく色づいた空や、山と緑の風景だったり、アニメでは決して味わうことのできない魅力にあふれています。

さて、言いつけられたとおりにしぶしぶパン生地をこねるジャムおじさんとバタコさんでしたが──

「ねりあがった ところで バイキンマン めがけて えーい!!」

バイキンマンも読者もおどろかせる、ジャムおじさん、まさかの反撃! しかし、バイキンマンがそれであきらめるはずもなく?

みんなのヒーロー、その原点。どこまでも広がりつづけるアンパンマンワールドの魅力を、絵本でぜひ。