『コミック 鬼平犯科帳 118』（さいとう・たかを：著、池波正太郎：企画・原案/文藝春秋）第2回【全3回】

舞台は江戸時代。呉服問屋・真砂屋に盗賊が押し入り、番頭が殺され火をつけられた。部下たちの調査で、犯人に“稲城の文治”一味が浮かび上がるが、これまで殺人や放火をしたことがない彼らの手口との違いに、平蔵は違和感を覚える…。果たして事件の真相は？ 火付盗賊改方長官・長谷川平蔵とその部下たちの活躍を描いた不朽の名作『鬼平犯科帳』。原作者・池波正太郎氏の生誕100周年を記念し、2023年4月26日発売のさいとう・たかを著のコミック『鬼平犯科帳』118巻には、さいとう・プロの作画チーフである、ふじわら・よしひでのインタビューを特別掲載！ 今回は118巻掲載の三百三十四話「狙われた男」を全3回で紹介します。