「俺、やっぱここに居るのが好きだと思う」この家が安心すると言う浩に、渚が渡したのは/合鍵くんと幸せごはん1⑩
公開日:2023/6/5
『合鍵くんと幸せごはん1』(黒麦はぢめ/KADOKAWA)第10回【全34回】
「やっぱひとりご飯は寂しいよ。今はふたりで食べるご飯楽しいからね」――ファッション雑誌の編集の仕事をする渚と、長距離トラックドライバーの浩は、実家がお隣同士の昔馴染み。その日暮らしの浩の収入が安定するまで渚が面倒を見ることになり、ふたりの半同棲生活が始まった。食欲旺盛な浩と一緒に食べるご飯は、不思議といつもより箸が進んでしまう。おいしいご飯を用意して、ふたりで食べる時間は、渚の幸せなひとときに――。『合鍵くんと幸せごはん』(1~4巻)で、アラサーOLと食べっぷりのいい年下男子の、お腹があったまって、なんだかほっとするハートフルストーリーをお楽しみください。今回は1巻より第7話「夕餉の匂い」を2回にわけてお届けします。