「傘」のなまえに関係するものは?/そんな理由!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典
更新日:2023/7/5
雨が降ったときにさす傘。頭にかぶる、雨よけの帽子のような道具も漢字はちがうけど笠という。そのなまえの由来は、雨が降ってきたときに、頭の上に「かざす」ところからきているんだ。
傘は英語ではumbrellaという。これはもともと「日陰」という意味で、古代エジプトで使われはじめたなまえ。エジプトはほとんど雨が降らない国なので、傘は雨をよけるものではなく、太陽光をさけて陰を作るための日傘として使っていたんだ。
そのせいでヨーロッパでは、「雨なんかで傘をさすのはカッコ悪い」とされていた時代もあったんだって。
※由来には諸説あります
<第4回に続く>