もう少しだけ眺めていたい…。カブトムシが必ず来てくれると期待する娘の姿が、儚く美しくて/6570日後きみは旅立つ
公開日:2023/8/14
大人とは比べものにならないほど速いスピードで成長していく子ども。「いつか終わってしまうわが子との日々を、宝箱につめこんでおきたい」そう思う人も多いのではないでしょうか? でも、現実の子育ては思うようにいかずイライラしてしまうことも。
筆者・なかのいとさんも、限りある子どもとの時間を、試行錯誤しながらも大切に過ごしています。子を想う気持ちと、親になりきれない気持ちが交差する、そんな毎日がたまらなく愛おしい――。『6570日後きみは旅立つ』は、子どもと過ごす大切な日々を繊細なタッチで描いたコミックエッセイです。
空の虫籠にゼリーを入れてカブトムシを待っている娘。躊躇なく期待するその姿が、儚く美しい…。
※本作品は『6570日後きみは旅立つ』(なかのいと/オーバーラップ)から一部抜粋・編集しました