最新の研究に基づいた心理学の“使える”テクニックを解説！ 人間関係・仕事・勉強・お金儲け・恋愛・ダイエットなど、日常生活のあらゆるシーンに取り入れられるものばかり。

「〇〇で人を動かす」「〇〇な情報から伝える」「短時間の〇〇は脳を活性化させる」など、心理学の研究に基づいた幅広い知識を一挙公開！ 読むだけでもためになり、すぐ試したくなるテクニックが満載です！

　犬を飼っている男性は、そうではない人と比べて、女性から魅力的に感じられやすいのだとか。その理由とは？

※本作品は『すぐに実践したくなる すごく使える心理学テクニック』（内藤誼人/日本実業出版社）から一部抜粋・編集しました

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犬を飼う

　読者のみなさんに、ひとつ質問です。みなさんは、ペットに犬（ワンちゃん）を飼っていたりしますか？　もし飼っているというのなら、おそらくはそれなりに「モテ度」も高いでしょう。自分では気づいていないかもしれませんが。

　もし犬を飼っているのなら、女性と会話をするときには、犬のことをどんどん話題に出してください。犬種はなんでもかまいません。テリアでもチワワでも柴犬でも。犬を飼っていることをアピールできれば、それでよいのです。

　そんなことをすると何が起きるのかと思いますよね。

　実は、犬を飼っていると女性にモテモテになる可能性が高くなるのです。

　イスラエルの単科大学ルッピン・カレッジのシーゲル・ティファレットは、平均25.5歳の女性100名に、犬を飼っている男性と、犬を飼っていない男性のプロフィールを読んでもらい、短期的なお付き合い（一晩だけのお付き合い）と、長期的なお付き合い（結婚する）の相手として、どれくらいふさわしいと思うのかを尋ねてみました。

　その結果、犬を飼っている男性のほうが、一晩限りのアバンチュールの相手としても、結婚相手としても、どちらでも好ましいと思われることがわかりました。

　どうしてそうなるのでしょう。

　ティファレットによると、犬を飼っていると、「この人は面倒見のいい人だ」「養育的な人だ」という好ましいイメージを連想させるから。

　犬の面倒を毎日きちんとやっているということは、異性との付き合いでもきちんとしてくれそう、と思ってもらえるのですね。

　こういう理由により、犬を飼っている男性はモテるのです。

　わざわざ女性にモテるためだけに犬を飼う必要はありませんし、そんな理由では飼われる犬もかわいそうですが、もしたまたま犬を飼っているというのでしたら、そのことはどんどん話題に出したほうがいいですよ。

　もちろん、相手が男性でも話題に出しましょう。動物が好き、という人にはあまり悪い人はいませんので、同性にも好ましい印象を与えることができますからね。

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