小説に感化されて、タバコの空き箱を持ち歩くように。このお守りが自尊心を守ってくれていた/ボッチだった6ヶ月間 (とその後)
公開日:2023/9/15
思春期に入る中学生は、複雑な人間関係にも悩むことが多い年頃です。とくにグループへの所属や、友人関係に敏感になる時期でもあります。
中学3年生の女子・都会は、些細なことがきっかけで仲の良い友達から無視され、仲間外れにされるように。クラス中の視線は痛く、昨日までの友達は目も合わせてくれず…。居場所のないお弁当の時間、文化祭、修学旅行は都会にとって地獄の日々でした。卒業まであと半年。どうにか乗り切るべく都会は日々奮闘します。
都会の卒業まで1人きりの6ヶ月間とその後の高校生活を描いた『ボッチだった6ヶ月間 (とその後)』は、Twitterでの連載が大きな共感を呼び話題にもなったコミックエッセイです。
小説に感化され、自分にも精神的なお守りが欲しいと思った都会は、父のタバコの空き箱を持ち歩くことに。持っているだけで強くなれた気がしていた。
※本作品は『ボッチだった6ヶ月間 (とその後)』(都会/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました
この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。