見た目は怖いけれど本当はやさしいおおかみくんに気づいて!『ともだちほしいなおおかみくん』<ブランニュープラチナブック>

文芸・カルチャー

公開日:2023/8/27

「人を見た目で判断しない」というメッセージを、いもとようこさんのやさしい絵で伝える一冊

いもとようこさんが描く、ふんわりやさしいタッチの動物たちが登場する『ともだちほしいなおおかみくん』は、「人を見た目で判断しない」というメッセージを持つ教訓話です。

本当はみんなと遊びたいのに、「怖がられるから」と隠れて、いつもひとりぼっちのおおかみくん……。子どもたちは「だれかおおかみくんを仲間に入れてあげて」とドキドキしながら、物語の世界に引き込まれることでしょう。絵本ナビブランニュープラチナブックは、絵本ナビプラチナブックに新たに加わった絵本を読者のレビューとともに紹介します。

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ともだちほしいなおおかみくん

作:さくらともこ 絵:いもとようこ

出版社からの内容紹介

ほんとうは、とってもさみしがりやでやさしいのに、
森のどうぶつたちは、おおかみくんをこわがって、あそんでくれません……。

レビューのご紹介

人を見た目で判断しない

本当は優しいのに、見た目が怖いせいで、
お友達ができないおおかみくんの物語。

人を見た目で判断してはいけないんだよ、というメッセージ性が強すぎる感じもしましたが、子どもたちに伝えたい素敵なお話です。

いもとようこさんの柔らかい絵もとても良かったです。

(tori.madamさん)

やさしいオオカミ

げんき森の元気もりもりのおおかみくん。絵本の世界では悪役で有名?のオオカミですが、この本のオオカミは怖くないし意地悪でもありません。
みんなと一緒に、お友だちと一緒に遊びたいだけなのです。
でもやっぱり動物たちはみんな、オオカミって怖い。
一緒に遊びたいって気持ちと、おおかみくんの優しさが伝わるまでは、ちょっと心配でしたが、最後はみんな仲良し、元気に遊べてほっとしました。
いもとようこさんが描く動物たちはかわいくて大好きです。

(おうさまさん)

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絵本ナビがおすすめする「ブランニュープラチナブック」(2023年8月認定)からご紹介

ブランニュープラチナブックとは……?

絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。

「ブランニュープラチナブック」は、2000万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。