旅行先で豪華なホテルやお城を見ると素敵だとは思っても、そこの主人になりきることはなかなかできないですが、プリンセスな心を持っている人はひと味違います。

　今回ご紹介する『プリンセスお母さん』（1巻～4巻）の主役である、並庭“カトリーヌ”ママ子は、「私の城へようこそ」と旅行先のホテルで、城の主人になりきれる人物。そんな貴族好きの母は、職場でも「姫」と呼ばれるような、コミュニケーションを繰り広げているようで?!

　ごく普通の主婦なのに、心はプリンセスの母から放たれる予測不能な言動に、家族たちが爆笑の渦に巻き込まれる実録家族コメディをお楽しみください。

　いつもは雨の日は父に車で送ってもらっているが、今日は父がいないため、バスで帰宅した母。バスを「公共交通機関」と言う母の姫感は今日もぶれず…。

※本作品は『プリンセスお母さん2』（並庭マチコ/KADOKAWA）から一部抜粋・編集しました