駄菓子屋でアイスを買って、夕暮れまで空き地で缶蹴りやドッジボール。野良犬に追いかけられたり、メンコやレアシールを必死で集めたり…いつも何かに夢中になっていた少年時代。

口は悪いけど本気で付き合える友だち、 ごく普通の当たり前の家族とのやりとりにほっこり！ おバカだけど憎めないヤンチャな少年「いくる」と、ケンカもするけど実は弟思いな姉「しなの」の姉弟が織りなす温かい物語。

昭和後期の笑いにあふれる日々を描いたコミックエッセイ『しなのんちのいくる』をお届けします！

　母の帰りが遅い日は、父が夕食を用意する。前回作った微妙なチャーハンのリベンジをしたい父が買ってきたのは、かたまり肉。男らしく焼き上げた大きな肉に大喜びのいくるだが!?

※本作品は『しなのんちのいくる』（仲曽良ハミ/KADOKAWA）から一部抜粋・編集しました