【お宅拝見】無印良品は“人生後半”の暮らしにも大活躍!50代からの大人世代がすっきりおしゃれに暮らす家
公開日:2023/10/27
子どもが自立して夫婦ふたりきりになったり、親と介護で同居することになったり、暮らしに変化が訪れる50~60代の大人世代。そんな大人世代の暮らしに寄り添ってくれるのが、「無印良品」です。『「大人の暮らし」の無印良品』(主婦の友社:編集/主婦の友社)では、上手に無印良品を取り入れている8人のお宅を訪問。無印良品を使った収納やインテリアの様子、楽で安心な家づくりの工夫を紹介しています。
ライフクリエイター青柳啓子さんの家
本書に掲載された、ライフクリエイターの青柳啓子さん(68歳)は、どのように無印良品を活用しているのでしょうか?
無印良品といえば、「機能美」だという青柳啓子さん。現在、息子たちが家を出て夫とふたり暮らしになり、自宅マンションを4LDKから2LDKに改築。広々とした空間に趣味のアンティークの家具や小物を並べ、インテリアを楽しんでいます。
「ただし、飾るばかりでは雑多な印象になってしまいます。大好きなアンティーク家具と小物、花や植物を生かすために、生活感のあるものは徹底して扉の中へ。無印良品はむだのないデザインで、物が集まる収納スペースでもすっきりした佇まいに落ち着きます」
家の中で特に無印良品の機能美を感じることができるのは、クローゼットと、廊下の収納庫。
クローゼットの左右に整然と並べられたポリプロピレンケースには、洋服や思い出の写真を収納。移動と管理のしやすさを重視したときの最適解がポリプロピレンケースだったそうで、買い足すうちに224個(!)にも増えたのだとか。
廊下の収納庫には小物収納ボックスを置き、こまごました文具や工具を分類しているそう。すっきりと暮らしたいと思っても、ワイヤクラフトや布花などのハンドクラフトをライフワークとしている青柳さんにとって、道具や布類は手放せないもの。そのため無印良品の収納ボックスはぴったりで、「心地よい空間を生かすバックヤードを整えることにも、引き続き心を砕いていきたいと考えています」と語っていました。
愛用者ならではのファッションアイテムの活用法も
生活用品はもちろん、ファッションアイテムもたくさん愛用しているというのは、ファッションコーディネーターの德田民子さん(78歳)。麻や木綿の天然素材を使用し、シンプルな無印良品のファッションアイテムは、カジュアルに日常のおしゃれを楽しむ德田さんのスタイルとマッチ。
「『冬はウール』の先入観をなくせばおしゃれはもっと楽しくなります。麻や木綿はじゃぶじゃぶ洗えて便利。木綿カーデは腰部分のみボタンを留め、裾から麻ブラウスを出すとメリハリが生まれます」
シンプルな無印良品のタートルネックを、自分らしくアレンジするコツなども披露しています。
本書では、その人の暮らしや趣味嗜好、これからの人生にぴったりとはまる、無印良品のアイテムがたくさん登場します。アイテムの紹介だけではなく、それぞれのお宅でそのアイテムが採用されることになった背景、人生のストーリーも一緒に綴っているので、自分が使うときの具体的なイメージも湧いてきそうです。
人生後半の暮らしを整えたい、さらに充実させたい人は、手に取ってみてはいかがでしょうか?
文=三浦 小枝