「お母さんと話すチャンスを逃すな」ビルの上で母を待っていた少女は桃弥の言葉に心を開き――/13回目の足跡⑪
公開日:2023/12/31
『13回目の足跡』(三部けい/KADOKAWA)第11回【全11回】
2018年の千葉県某市で小学校の教員として働く戸河桃弥(とがわとうや)は家族が大事な普通のお父さん。できたばかりのマイホームで、長男・逢生(あお)の退院を妻・小春(こはる)とお祝いするなど小さくも温かな幸せを噛みしめていた。だがある日、1通の絵ハガキが彼のもとに届けられる。その絵ハガキに書かれた内容が“平凡”だった彼の日常を不穏当なものへと変貌させていく――。『僕だけがいない街』の三部けいが描く最新サスペンス『13回目の足跡』(1~2巻)は、平凡な家族が小さな幸せを手にするため、“過去”に立ち向かうヒューマン・サスペンス。待望の第2巻は、2023年12月28日発売です!