「いい（11）フ（2）ランスパ（8）ン」と読む語呂合わせから「日本フランスパン友の会」が制定した、11月28日は「フランスパンの日」。

みなさんはフランスパンはお好きですか？私は食べるのも好きですが、買い物袋からフランスパンの頭がちょっと出ている図がとても好きです。

さて今日ご紹介するのは、かこさとし著『うさぎのパンやさんのいちにち』。

かこ先生が描く「パンやさん」といえば『からすのパンやさん』が有名ですが、うさぎのパン工場を舞台したこんな絵本もあったのです！

朝、まだ暗いうちから始まるパン工場。そこには、粉をこねたり、丸めたり、パンを焼いたり……みんなそれぞれの持ち場で一生懸命働くうさぎたちがいます。

出来上がったパンは、お店にならんだり、給食のパンを楽しみに待っている子どもたちのもとへ届けられたり。パン工場の一日が終わりに近づくと、みんなは機械や道具をきれいに洗って帰ります。

かこ先生が実際のパン屋さんに行き、取材を重ねたうえで描かれた『うさぎのパンやさんのいちにち』。次にパンを食べるとき、この絵本のワンシーンを思い出すかもしれません。

うさぎのパンやさんのいちにち

作：かこさとし

本記事は「絵本ナビ」からの転載です